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未だに残る唇の感触
キスなんて今まで慧と付き合ってた頃から何度もしてきたじゃん…
友達だ、と割り切っていた相手からキスされるなんて思ってなかった
『ゆーり……』
「知念？」
『うぇっ!!!慧!!!』
いつの間にか部屋に入ってきてた慧
慧「知念がどうしたの？」
『な、なにもないよ』
慧「知念から告白されてキスされた…とか？」
『な！ばか！』
慧「知念も男になったなぁ、俺のAを取ろうとするとかいい度胸じゃねぇかぁ！」
『いや、は！？』
考える暇もなく咄嗟に言葉が出てくる状況に複雑な心境
慧「俺は昔からずっとAのこと好きだよ…？」
『……ごめん』
慧「Aが好きなのは山田だもんね、(笑)」
切なげな表情で笑った慧はなにかを悟っていた
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作者名：ﾅﾀ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/I8u_x/
作成日時：2020年3月22日 17時
