極悪少女__HSJ (ページ44)

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“涼介には誤解されたくなかった”

この言葉が出てきた理由は自分でも確信が持てなかったあの感情に確信がついた証拠

涼介が好きだから…

好きだから誤解されたくなかった

気が付くと空き教室の前に来ていた

『次の授業さぼっちゃえ』

空き教室に入った

『……なんでここにいるのさ(笑)』

入ると空き教室の椅子を並べてブランケットを敷き簡易ベッドみたいなのを作り寝ている慧がいた

慧「んー？A？…………ってお前泣いただろ？」

『え…。』

なんでわかったの

慧「ばーか(笑)俺お前の幼なじみ何年やってると思ってんの(笑)ほら、こっちおいで？」

腕を広げる慧

私は飛びついた

『ふふ、やっぱ慧って暖かい…(笑)』

慧「なにそれ(笑)」

そのままおしゃべりしながら1時間潰した

慧「なんで泣いてたかは、あえて聞かないでおくから」

『うん…』

慧「いつでも俺はAのこと応援するからね」

『ありがと』

何もかも見透かされてる見たい

きっと慧は気付いてるんだよね、この気持ち

ありがとう

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