極悪少女__HSJ (ページ26)

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あの事件から1ヶ月が過ぎた

知「A〜今日今から家行っていい？」

裕「俺も〜」

大「俺も！」

雄「俺も行こうかな、」

光「なら俺も！」

圭「けーとも！」

伊「え？みんな来んの？」

光「来んの？って伊野ちゃんの家じゃないじゃん(笑)」

『なら次の数学から抜けるか〜』

変わったことは2つ

慧とは友達に戻った

青龍を脱退した慧と他のみんな8人でずっと一緒に居る

もう1つは、涼介があの日から学校に来てないこと

当たり前のように学校に来ればいた涼介がいなくてなんかものたりない

会いたいな……なんて思ったりするんだよね

夜無性に声が聞きたくなったりどこか頭の中に涼介がいるってゆーか、涼介のことになるとなんか不思議な感覚がする

なんなんだろう…

ま、いっか。

ガラガラ

薮「授業はじめます、起立……」

『せんせー、だるいんで帰りまーす』

入ってきた宏ちゃんに目を合わせずに言った

薮「A、待って」

『………なに』

薮「今日は居て。テスト前だから。A数学苦手だろ？」

『宏ちゃんも数学苦手じゃん』

「「「「宏ちゃん!?!?」」」」

『ま、いーや、今日は居るよ』

大「あ、あの……どういう関係で？？」

どういう関係。

『従兄弟、それだけ』

所々からため息が聞こえたけど無視して机に座った

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