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…なんか、頭痛い
朝起きて、最初に出てきた一言はたったそれだけ。
不意にその苦痛に気付いて原因を元に記憶を辿ろうとすれば、痛みは更に脳全体へと広がった。
そう言えば確か昨夜は灰谷共に酒を呑まされて意識を飛ばしていたような、とは思い出したものの
そこからの出来事を全く覚えていない。
あやふやに引かれた境界線、せめて誰かと体を交わらせていないことを願いつつ
ベットから立ち上がり、布団の中を脱出を試みる。
『……へっ？ え？？』
ええそうですとも、先程までグースカ呑気に何時までも寝ていた
入った記憶もない
漸く気付いた頃には時すでに遅し、ふと自分の行動を今更顧みたとて疾うに懐疑に満ち溢れているのだ。
例えば自身が袖を通した覚えのない見慣れたパジャマ
忽ち薄い鬱血痕が恨めしくも垣間見えれば、一体誰が付けたんだと大騒ぎする方が妥当だとは思うが
実際はそうも上手くいく筈あるまい。
『うわぁー、
「これ！支部でみた」が実現されちったかも…』
錯覚とも白昼夢とも判別のつかない曖昧な現実は、脳内を掻き乱して…まぁよくも僕を大いに困惑させてくれた。
絶望していないと言うならば嘘になってしまうが、多少なりとも発狂エンドは抑えられたハズ。
自身のお頭と舌とボキャブラリーの足らなさを心底実感しつつ、一見静かで平和そうにも見える部屋の外へと足を踏み込む。
もはや当たり前と化した出落ち系が1番濃厚説かと思いきや、まさか周辺には人の気配が一切しなかった。
…気の所為だったか、それともなにかの前触れか。
あっさり拍子抜けで多少戸惑いながらも辺りを頻りに確認し、咄嗟に安全を確保しようと扉を閉めようとする。
うん閉めようとはしたんだ、だけどさ。
お許しが出なかったのか、何処から現れたか不明な腕が途中で扉と枠組みの間に挟まった。
「締め出すなんてヒドイじゃん
やっほリスちゃん、今日は俺がお守り係だよ〜」
『ッひ、うそ…でしょ？』
年始早々、こんなホラゲ宛らの体験はする気ではなかったのに。
ごめんねNTR托卵ド修羅場BL本、今日も読めなさそうです…(泣)
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わいｔ - いつになったら更新してくれるんですか！楽しみすぎて死ぬって！！ (7月27日 22時) (
レス) @page35 id: 258f12dfbe (このIDを非表示/違反報告)
乾燥(プロフ) - くっ...好みすぎて...ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ無理しない程度に毎秒更新待ってますぬ... (2023年1月1日 18時) (レス) @page35 id: c00320f8c9 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 莉夢#梵天の信者さん» ありがとうございます！あわわ、神がおるww貴方様の作品も本当に大好きです。 (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
寝ん子(プロフ) - 雪の兎さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります(*^^*) (2022年10月19日 8時) (レス) id: 9e9a5a7301 (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - あぁ、、、好きです、、、(*‘ω‘ *)最高。 (2022年9月24日 16時) (レス) @page19 id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝ん子 | 作成日時：2022年9月14日 7時
