挑発（EunHyuk) ページ44
俺は
車にキーを突っ込むと
そのまま
アクセルを思いっきり踏んだ。
「早く会いたい...」
その気持ちが
今の俺を
突き動かしている。
マンションの前で車を停め、上を眺めると
Aの部屋の明かりがついているのを
確認できた。
A、部屋にいてくれたんだ...
...でも
部屋にいるのに
まだ起きているはずなのに...
俺との連絡を絶っているのは
なぜ？
なんだか
悪い予感がして
仕方がない...
俺は、
マンションエントランスで
実家の鍵をかざし、
足早にエレベーターホールまで
やって来た。
えっ？
ドンヘ？？
エレベーターから降りてきたのは
紛れもなく
ドンヘだった。
DongHae「ウニョク...？」
ドンヘの表情が
一瞬にして
硬った
「何でお前がここにいるんだ？」
今日、ドンヘは
朝から深夜までドラマの撮影があるはずなのに
どうして
今
ここにいるのか
わからない...
DongHae「Aさんに会いに来ただけだよ」
だから
なんで
お前が
わざわざこんな時間に
Aに会いに来てるのかって
聞いてんだよ...
「お前がAに会いにくる理由なんてないはずだろ？」
だってそうだろ？
こんな時に
Aが
ドンヘと一緒にいる理由なんて
あるはずないじゃないか！
しばらく黙っていたドンへが
俺の目を
じっと見つめて...
ようやく
重たい口を開いた。
DongHae「Aさんが、俺を呼んだんだ。
すぐに会いたいって...」
何言ってんだ？
Aがお前に
そんなこと言うはずないだろ？
「嘘つくなよ！」
DongHae「嘘だと思うなら、Aさんに聞けばいい...
もっともお前にその勇気があれば...の話だけどね...」
何言ってんだ、ドンヘ？
俺を挑発してんのか？
「わかったよ、今からAに会ってくる。
話はその後聞くから、宿舎で待ってろよ」
そのままエレベーターに
乗り込もうとした俺の腕を
ドンヘが
力いっぱい
掴んだ。
「痛っ！離せよ、ドンヘ！
まだ何か言いたいことあんのかよ！」
俺は
思いっきり
ドンヘの腕を
振り払って
威嚇した。
何なんだよ！
いい加減
俺の邪魔するの
止めてくれよ!!!
次の瞬間
ドンヘの口から
思ってもみない
言葉が
飛び出した...
DongHae「俺、Aさんと付き合うことにしたから...」
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chii(プロフ) - みなさん、コメントありがとうございます。楽しみにしていただけて、嬉しいです！るぃさん、オンニでもなんでも好きなように呼んじゃってください。（笑） (2012年8月9日 23時) (
レス) id: 05277ca8ae (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 更新たのしみにしています！(^^)本当にこの小説大好きです！ (2012年8月9日 17時) (レス) id: f54686068d (このIDを非表示/違反報告)
ティパティパ(プロフ) - めっちゃ切ないですね。次が気になります…。更新頑張って下さい♪ (2012年8月9日 14時) (レス) id: 335fb322d1 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - 切ない展開になって…ドンへの優しさを頼りたい気持ちも分かるし、ウニョを好きな気持ちも分かるし…先が楽しみです！更新無理せず頑張って下さいね。 (2012年8月9日 8時) (レス) id: 5ceb8508dc (このIDを非表示/違反報告)
るぃ♪ - 始めまして『るぃ♪』ですめっちゃ面白いです途中で半泣きなりながら笑顔がこぼれながら見てました＞＜もぅ続きが気になりすぎて眠れませんWW頑張ってください応援しています！！ あのオンニって読んでもいいですか？無理だったら無理で大丈夫です (2012年8月9日 1時) (レス) id: 9caf05a362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii | 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/allrisesilver04
作成日時：2012年7月29日 22時
