秘密44 ページ47
撮影終了後
なな「じゃあね、匠海くん!お疲れ様」
匠海「うん!お疲れ!」
「あのー。」
なな「大樹くん!」
大樹「ごめんなさい。急に。さっきの君の言葉が
頭から離れなくて、話してくれません
か?」
匠海「だからそれは…」
なな「ごめんね!匠海くん何も知らなくて多分言
っちゃったんだ!だから気にしないで」
大樹「あと、昔のことばあれ本当なのかな?ずっ
と嫌いだったって」
なな「本当だよ!今も顔見るだけでなんかイライ
ラしてきた、本当大っ嫌い。じゃぁね」
ここまでしないと大樹くんはきっとあの女と楽
しくいられないと思って自分の思いとは真逆の
ことを口にしてしまった。本当はすごく大好き
なのに、今も大好きで大好きで仕方ないのに。
でも大好きだからこそ突き放さなくちゃいけな
いこともあるよね。これでいいんだよね。あっ
てるんだよね。悔いはないよね。帰り際きっと
彼らには見えていないだろうけど涙が止まらな
かった。
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らい(プロフ) - 莉希さん» 教えていただきありがとうございます!直しました。 (2016年5月1日 19時) (レス) id: 0d77b26296 (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - 設定がオリジナル作品なのですが…… (2016年5月1日 15時) (レス) id: bc5faab83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らい | 作成日時:2016年4月30日 22時