ここHUNTER×HUNTERの世界？じゃあ表裏一体でも歌うか

17曲目 ページ19

うーん

この小人みたいなの絶対に天使だよなあ

これどうやったら消えるの？

練を止めたのにずっと私の周り飛んでるんだけども？

どうしようか考えていると小さなラッパの音が聞こえてきた

天使は私の頭の上をぐるぐる回りながらラッパを吹いて回る

飛び周りながら私の頭の上に光のモヤみたいなものをふりかけた

某ネズミーランドの妖精さんか何かか？

空でも飛べるんか？

というツッコミと同時に天使は消えていった

そして私の体は浮くこともなく終わった

このままやることもないので振り返ってウィングさんの方を見る

ウィングさんは顔をこわばらせたまま固まっていて

ｳｨ「特質…なのか…」

と一人で考えていた

これ特質系じゃなかったら私人間じゃなくなるんじゃない？

どうしようこれ…と思ってウィングさんを待っていたらこちらに気づいたようで

ｳｨ「！すみません少し考え込んでしまいましたがAさんは特質系ですね
特質系はこれと言って決まった発はなく自分自身で作っていくことになります
おそらく助言は難しいでしょう」

そりゃあそうだよね

発どうしようかな…

めっちゃ悩む

ｳｨ「そうしたら作るべき発は防御と攻撃の2種類を作ってみましょう」

攻撃と防御かあ

どんなのがいいかな？

『〈ひとよ汝がつみのｰセラフィ・ミカエルｰ〉
〈ちとせの岩よｰセラフィ・ウリエルｰ〉』

ん？

今私が喋った？

ｳｨ「それが考えた発ですか？」

『えっと、どうしようか考えていたら勝手に口から出てて
どういう発なのかも頭の中に浮かんできたんです』

ｱﾙﾐﾎｲﾙ ﾏｶﾅｷｬ!

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