ここHUNTER×HUNTERの世界？じゃあ表裏一体でも歌うか

14曲目 ページ16

〜回想・試合前〜

ゴンside

試合前に行われるAさんのライブは控え室のテレビからも見れるようだ

天空闘技場の中でしか流れていない曲だが200階以上の戦いになると

試合前にAさんの生歌ライブが行われるようでそのためにチケットを取ろうとする人がいるため

倍率がすごいことになったそうだ

オレも生歌で聴きたかったけど今回は勝てると思ってない

だからこそ頑張らなきゃってなる

拳を握り締めて天井から流れるAの歌を聞いていると闘志がみなぎると共に

自分の中の念能力が底上げされるのを感じた

入場して選手紹介された後に実況者がAさんにどちらを応援しているか聞いた

少しドキドキしながら聞いていたら

Aさんはオレのことを覚えていてくれたらしくて知り合いで勝ってほしいと言ってくれた

絶対に勝てないけど頑張って勝利に漕ぎ着けたい！


〜原作に戻る〜

Aside

ｷﾙ「ゴンの友達のキルアなんだけど、ゴンの見舞いに来てほしいんだ」

誘われてしまった

心配だったので良かったがサプライズしたいから合図したら入ってきてほしいと言われた

(ゴンとキルアの会話)

ｷﾙ「試合見てた医者が全治約四ヶ月の怪我のはずが2ヶ月で済んでるって、よかったな」

ｺﾞﾝ「…ゴメン」

ｷﾙ「オレにあやまってもしかたねーだろ
一体どーなってんだこの中はよ！？
あ！？」

ツンツンツン

ｺﾞﾝ「う あう」

ｷﾙ「これくらいにしておいてやるけど
それよりもゴンの念能力跳ね上がってたよな？」

ｺﾞﾝ「うん…Aさんの歌を聴いたら力が湧いてきたんだ」

ｷﾙ「ふーん
そういえばゴンにお見舞いが来てるぜ」

Aside

ｷﾙ「いいよー」

というキルアくんの声が聞こえたのでノックをして中に入る

ベッドの上には包帯を巻いた痛々しいゴンがいた

『話すの久しぶりだねゴンくん
キルアくんに呼ばれてお見舞いに来ちゃいました』

ｺﾞﾝ「Aさん！！あのね…オレ、ハンターになれたんだ！
それでハンター試験で友達になったのがキルアなんだ」

『そうなんだ！よかったね』

ｷﾙ「オレは受かってないからゴンだけがハンターなんだけどね」

キルアが肩をすくめているとコンコンとノック音が聞こえた

そろそろかと私は思ったが何も知らないキルアが「はいよー」と言って席を立った

やってきたのはウィングさんでツカツカとゴンくんの元に歩いてきた

ｺﾞﾝ「あ…その ごめんなさい」

そしてパンと頬を叩かれた

ｾｯｷｮｳﾀﾞｧ

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