百花繚乱 Ⅲ【約束のネバーランド】 (ページ25)

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※無線機から聞こえる声はすべて〈〉で表示しています

レイ「攻撃を防がれても構わん！撃ちまくれ！！」

私はレイと一緒に鬼を引き付けていた
すると放送が流れた

鬼「諸君聞け、全階から兵を集めた。地下2階を封鎖する

　行き止まりだ」

私たちは実際壁に追い込まれ鬼に囲まれている

ノーマン「それはどうかな？」

その時、また放送が流れた

ヴィンセント
〈接続完了、敵制御室を乗っ取った〉

ヴィンセントが敵の制御室で扉の開閉を操作してくれたおかげで鬼をどんどんかわすことができた

ヴィンセントの指示や操作でラートリーの居場所を突き止めた

ヴィンセント
〈ピーター・ラートリーは今、地下一階応接室にいる ...！〉

オリバー「ノーマン！エマ！レイ！A！

　ここは任せて先に行け！」

ドン「行け！」

『行こう！』

ノーマン「ありがとう、恩に着る！」

私たちがラートリーのところへ向かっているとどうやら、オリバー達が鬼を全員1箇所に閉じ込めることに成功したらしい

私たちはもうすぐでラートリーのいる応接室に着く

エマ「その先の突き当たり！」

私たちが部屋に乗り込むとそこには、誰もいなかった

『誰もいない ...？』

レイ「 ... どうなってる？」

ノーマン「ヴィンセント、聞こえるか」

ピーター・ラートリー
〈やあノーマン、久しぶりだね〉

ノーマンが無線機に話しかけるとそこにいたのは、ヴィンセントではなくラートリーだった

ピーター・ラートリー
〈やるじゃないか、王政崩壊、ここへの侵入、

　食用児にしては上出来だ

　だが僕はそこにはいない、映像(アレ)は差替え(ダミー)〉

ノーマン「ヴィンセントたちは？」

ピーター・ラートリー
〈生きてここにいる〉

ラートリーがそう言った瞬間、応接室の扉から銃を持った敵が現れた

ピーター・ラートリー
〈そう、今まさにそういう(・・・・)状態だ

　もっとも、こちらの5名は拘束された(・・・・・)上で

　銃を突きつけられているがね

　君たちの負けだよ、＂鬼ごっこ＂は終わりだ

　ソンジュとムジカも3日前に捕えた

　間もなく処刑が開始される

　邪血で助けた民衆たちも既に全て殺した

　Λ(ラムダ)も復活させるよ

　君たちのおかげで世界は変わる

　＿＿＿図らずも僕の(・・)望む未来にね〉