百花繚乱 Ⅲ【約束のネバーランド】 (ページ16)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:38,037 hit

16 ページ16

.

ノーマン「何だソレ、リスクだらけじゃないか！」

エマ「大丈夫、絶滅させたくないのは私だし、

　そのくらい自分で背負って確かめてくるよ

　ノーマンの方がもっと背負ってる

　 1人で全部、神様みたいに

　ねぇノーマン、神様になんかならなくていいんだよ」

エマはノーマンを抱きしめた

エマ「ノーマンはどうなの？辛くないの？

　また(・・)1人で全部背負って

　遠くへ行っちゃうのやだよ ...！」

ノーマンは一瞬悩んだような顔をしたがすぐに戻った

ノーマン「やだなぁ、僕はもうどこにも行かないよ

　エマの考えはわかったけど僕の考えも変わらない

　計画を止める気も、遅らせる気も、待つ気もない

　僕が王家・五摂家を殺させる前に戻って来るんだ」

エマ「わかった、ありがとう。それで十分だよ」

レイ「勿論俺も行く、任せろ」

ノーマン「Aは？」

『私はここに残るよ

　さっきレイとエマと話したの。

　＂7つの壁＂はリスクがかなり高い場所

　2人が帰って来れなかった時は私が2人を迎えに行く』

ノーマン「わかった、2人とも必ず無事に戻ってきてね」

エマ「うん！」

そうして私たちはノーマンの部屋を後にした

『2人とも、さっき私、帰って来れなかったらって言ったけど、

　必ず ... 帰ってきてね、！！』

エマ「勿論！」

レイ「あぁ、必ずAのとこに帰ってくる」