百花繚乱 Ⅲ【約束のネバーランド】 (ページ11)

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レイ「 ...ろ、A、起きろ、！」

『 ... んん、レイももうちょっといっしょにねよう、』

レイ「っ、そうしたいけどとっくに寝坊してんぞ！」

『 ... え！？』

私とレイは急いでリビングへ行った

『っ、寝坊してごめん、！』

そう言って入った先には起きたばかりであろうみんながいた

... エマを除いて

アンナ「ちゃんと起きてたのオリバーくらいだから大丈夫よ」

オリバー「ハハハ、一応何かあったら困るかなって」

『オリバーありがとう！』

そのあとすぐ、エマが走ってこちらへ来た

エマは今起きたらしい

エマ「 ... 私ベッドで眠った記憶がない、」

『え、私もなんだけど、、』

レイ「エマはザックが、Aは俺が運んだ」

エマ「ありがとうザック！」

『レイありがとう～～』

エマ「ノーマンは？」

レイ「その時にはもういなかったって」

『そっか、』

それから私たち3人は部屋の外に出た

レイ「なぁ、ノーマンの言ってた策ってどんななろうな」

エマ「ノーマンの策だから大丈夫だよ」

『エマは本当によかったの？

　農園潰して鬼を滅ぼすってこと、本当は嫌なんでしょ？

　少なくとも、望む未来じゃない、ちがう？』

エマ「 ... うん、私おかしいんだ

　私、鬼を殺したくない、鬼にも家族がいる

　それに、ムジカは友達なんだよ」

レイ「なんで昨日言わなかった？」

エマ「言えないよ、" 七つの壁 " だってダメなんだもん

　私、どうすればいいのかわからない」

『私にもわかんない』

レイ「俺にもわからん」

エマ「 ... え」

『うん、とりあえずどうしようもないね』

レイ「でも諦めきれないんだろ

　とことん向き合おうぜ」

『ノーマンに話に行こう』

エマ「え！こんな迷ったままで！？」

レイ「爆発してからじゃ遅いだろ、それにノーマンだぞ？」

『それに、ソンジュとムジカの事も聞きたいし』