百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ8)

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レイ「その足、鬼だよな」

レイがそう言ったので足元をみると、

確かに人間のものではなかった

でも気付かなかった、背丈も姿も人間だから

その時、後ろから頭巾の男が来た

まって、食事の支度ってまさか ...！

『あの子たち無事！！？』

私の発言に心配になってエマは走り出した

男「 " 鬼 " ねぇ、そう呼ばれた頃もあったなぁ」

落ち着かないまま頭巾の少女と男について行ったら

弟妹(みんな)が揃っていた食事の準備をしていた

すると突然頭巾の少女が口を開いた

少女「怖がらせてしまってごめんなさい

　でもあなた達に危害を加えるつもりはないの

　私はムジカ、こっちはソンジュ

　私たちは人間を食べない

　だから安心して、あなた達の事も食べないわ」

それからみんなは鍋を囲んで食事を配り出した

レイ「こいつら超馴染んでる ... 、」

ギルダ「昼間食べた時は何ともなかったわ」

ドン「それよりお前らを助けて貰った

　ことの方が重要だ、恩人だ、信じようぜ」

ソンジュ「御恵み、清き糧、今この幸を祝わん

　天と地、命に感謝し」

「「いただきます」」

それから食事を済ませ、みんなが寝た頃に私とエマ、レイは

ソンジュのもとへ行く

ソンジュ「まだ起きてたのか？」

エマ「今いい？

　疑ってごめんなさい、助けてもらったのに」

ソンジュ「気にするな、お前らの判断は正しい」

『あのさ、聞きたいことがある

　世界は今、どうなってるの？』