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この鬼が暴れ回ったから追っ手にバレた
最悪のタイミングで来られた
レイ「チッ ... 」
レイが舌打ちをした
こいつらが来なかったら今頃エマたちと合流できてたはずなのに
逃げるしかない、でも野良鬼を一撃で斬ったやつらから
逃げ切るのは恐らく不可能
鬼「そこにいるんだろう？出ておいで
君たち2人だけかい？他の子はどうした？」
私はレイと目を合わせ頷き、鬼の前に姿をあらわした
レイ「遅かったな、みんな死んじまったよ」
鬼「やはり81194と02194、特上だ」
『私たちは戻って食べられるつもりは無い』
鬼「捕えろ！！」
私たちは必死で逃げた
でもどんどん追っ手が増えている
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 完全に囲まれた！
私とレイはマフラーを投げ、鬼を混乱させる
でもすぐに追いつかれてしまう
少しでもエマたちからこいつらを離さないと ...！
するとレイの動きが止まった
『レイ！！』
私はレイを抱えて走った
何も考えずにひたすら逃げ回った
私もそろそろ限界だと思った時、何かが私たちを引き上げた
その瞬間、意識が途切れた
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作者名：ぽん | 作成日時：2021年4月29日 21時
