百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ5)

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何アレ、！！

ギルダ「これ何！？本に書いてあるの！！？」

レイ「いや書いてない、あいつ多分鬼だ！」

ドン「あれが ... 」

エマ「間違いない、でも ... 、

　私とノーマンが見たのと違う！」

レイ「俺の記憶にある奴もだ！」

『でもあれは追っ手じゃない

　追っ手なら私たちを食うようなことはしない

　つまりあれは、野良鬼！』

全力で逃げているため何人かはもうバテ始めている

もう終わりかと思った瞬間

ドンがみんなに指示を出した

ドン「走れ！全員前だけ見て走れ！！」

何あの動き、みんな格段によくなってる

ギルダが運動苦手な数人を離脱させたんだ

大丈夫、これなら大丈夫、

エマ「レイ！A！早いとこ私たちで何とかしよう！」

レイ「何とかって？」

エマ「それは今から ... 」

『何とかできる、

　あいつを木の根の罠に落とす』

レイ「俺一人で行く」

『それはだめ、私が行く、レイ1人に行かせられない』

レイ「阿呆か、好きなやつをそんな危険なとこに連れて行きたくない」

『それは私だって一緒！

　私だって好きな人を一人で危険な目に合わせたくない』

レイ「っ、え？」

『ってわけだから、行ってくるね、エマ』

レイ「、あぁ、俺たちが出てって10秒経ったらギルダたちと合流して風下へ走れ、いいな」

エマ「うん！」

『レイ行くよ！』

レイ「あぁ、来いよ、こっちだ」

そうして私たちは鬼を引き付け走り出す

もう少しであの罠に＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

っ、え ... ？

『鬼の首が ... 、』

私とレイはすかさず木の影に隠れた

鬼「間一髪だった、直ちに連れ戻ります」

... 追っ手だ！