百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ32)

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レウウィス「そこにいるんだろう、出ておいで」

レウウィスの言う通り、私とエマはレウウィスの前に出た

レウウィス「また会えたね、63194 " エマ " 、02194 " A "

　私の伝言は聞いてくれたかな」

エマ「 " 我が名はレウウィス

　君たちも私を狩りに来たまえ " 」

レウウィス「君たちの名前はエマとAだったかな」

『私もルーカスから伝言を預かってる

　" 僕の腕は美味かったか？ " 』

レウウィス「やはりあの子か、あの爆発ピンときたよ

　まさか生きていたとは！

　そして更にエマとA、

　私は今とても嬉しい！！感無量だよ！」

『だからこそ大公、今一度ゲーム(・・・)をしよう

　あの日のように』

レウウィス「あぁアレか、よかろう」

計画通り、これでレウウィスを足止めする

みんなが来るまで＿＿＿

エマ「同じ " ゲーム " 、つまり15分のフェアな狩り

　最初の10分、鬼は人間(わたしたち)を攻撃しない」

レウウィス「あの夜、私が彼に持ちかけた戯れ、

　それを今君たちが私に持ちかけるのか

　よかろう、だが必要ない」

... え？

レウウィス「君たちの目的は時間稼ぎ、違うかね？

　ゲームにのったところできっと君たちは

　ロクに攻撃も仕掛けてこない

　君たちは2人で私を殺せるとは考えていない

　 " 総攻撃 " の時間稼ぎだろう、

　よかろう、待つとしよう

　待った方が楽しそうだ、ただし、

　待つからには来てもらわねば困る

　もし10分後、村(ここ)に君たちの仲間がこなければ

　その時は君たち2人で存分に楽しませてくれ」

大丈夫、仲間(みんな)は必ず来る

レウウィス「さて、そろそろ10分だが、

　君たちの仲間は1人も現れないね、」

『でも、あなたの仲間も誰一人現れてないよ』

レウウィス「そうきたか、だがそれは当然だろう

　皆もうこの世にはいまい

　実に天晴れだ！！」

その声は私たちの背後でした

いつの間に後ろに、！

レウウィス「それでこそ " 人間 " だ

　あとは何人残るか、君たち2人だけかな？

　さぁ10分経つ、3 ... 2 ... 1 ... 」