百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ27)

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そうして部屋には私とエマ、ルーカスの3人だけになった

ルーカスって、オジサンの仲間 ...！

エマ「出身はGBですか！？

　ひょっとしてB06-32から来てオジサンの＿＿＿」

ルーカス「その服、やっぱり君たちもB06-32から来たのか」

『じゃあ ... 、』

ルーカス「あいつ(・・・)は生きてるのか ...？」

私たちは静かに頷いた

ルーカス「そうか、よかった ...！」

ルーカスは嬉し涙を流した

ルーカス「すまないね、見苦しいサマを」

『いえ、そんな ... 』

エマ「よかったです、オジサンにも知らせたい

　絶対喜びます、オジサン死んだと思っていて ... 」

ルーカス「生き残ったのは僕だけだ

　僕もあの時自分は死んだと思っていたよ

　でも、ある人が助けてくれた

　その人がずっと隠れていると言っていた

　場所にいたら本当に見つからなかった

　そのまま僕は13年ここに隠れ続けている

　 " いない人間 " になった

　僕はこの猟場を終わらせたい

　密猟者(あいつら)を許せない ...！

　それに、見つけたんだ

　ミネルヴァさんが食用児(ぼくら)を呼んだ理由」

『！』

ルーカス「あの場所がそうだったんだ、

　あの子が最初に僕を隠してくれた場所」

そう言うとルーカスは壁の一部を押した

ルーカス「抜け穴があるんだ、この風車と森に繋がる

　その先に " 扉 " があった

　鍵がかかっていて入れない場所」

『その鍵って、このペン？』

ルーカス「そう、君たちの持つそのペンだ

　行こう、案内するよミネルヴァさんの " 扉 " へ

　ミネルヴァさんの真意へ」