百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ21)

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男「誰も助けちゃいねぇ、

　こいつらはすぐに再生して仲間を呼ぶ」

レイ「死んでねぇなら早く言え！！」

男「ダイジョーブ、俺は死なない

　でもお前らはやばいな

　食事邪魔されて同族攻撃されて相当キレてる

　ただ仲間呼ばれより絶望だろ？」

レイ「クソジジィ！！」

男「さぁガキ共、生きてみろよ

　思いのほか順調だからオジサンつまんなくなっちまった」

『大丈夫だよ2人とも、一撃で鬼を仕留められる箇所がある

　それは＿＿＿』

私が鬼の急所を言おうとした途端オジサンに手で口を塞がれた

男「おっとお前は知ってるのか、じゃあこっちで見物だ」

は ...？

今すぐ抜け出してエマとレイに言おうとしたがすぐにオジサンに安全なところへ連れていかれた

男「おい少年、あいつらに言ったらどちらかを殺す、いいな」

『 ... クソジジィ、わかったよ』

男「物分りが良くて良かったよ」

私は助けることができないのが悔しかった

エマとレイが無事こっちに戻ってこられることを祈ることしかできない

『エマ... 、レイ ... 、生きて、』

2人が鬼と戦い始めて少し経つと、エマが例の銃を取り出した

それを打った瞬間閃光とネットが放たれた

鬼がネットに絡まっていると、突然鬼が仲間を食べ始めた

そして鬼が2人に追いついてレイが鬼に押さえつけられる

『レイ ... っ、！！』

私は泣きながらさけんだ、するとレイが

レイ「エマ！目だ！！弓でいいからこいつらの目を狙え！」

そう言った

レイ気付いてくれた、！！そう、鬼の急所は目

エマが鬼の目を目掛けて弓を放った

すると鬼は倒れて再生しなくなった

その隙に2人は走って鬼から逃げた

男「お疲れ、まさか本当に自力で縄張りの外まで＿＿＿」

エマ「オジサン、生きてるよ、私たちザコだけど生きてる」

『エマっ ... 、レイ ... っ、！』

私は泣きながら2人に抱きついた

『本当にごめん ...！助けてあげられなかった、、』

レイ「大丈夫だ、こうして俺ら生きてんだから」

レイは私の頭に手を置いて言う

＿＿＿ 3日目

それから私たちはオジサンに着いていく

寝る間もなく見張りをしないといけないからおかげで寝不足だ

それに対してオジサンは元気、やっぱり只者じゃない