百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ12)

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エマ「追っ手はいない、行こう」

森に入って6日

よくやく出口にたどり着いた

ソンジュ「この先南へ下ればお前たちの目指す場所」

もう2人とお別れだとわかった弟妹(みんな)はムジカから離れようとしない

『みんな、甘えたらダメ

　みんなの気持ちもわかるけど、2人には2人の行き先がある』

ソンジュ「大丈夫だ、荒野を歩いている限りは

　 " 鬼 " に出くわすことはない

　気をつけてな」

レイ「ありがとう、ソンジュ」

ムジカ「元気でね、みんな」

みんながソンジュと話している間にエマはムジカも話していた

なんの話しをしているのかは分からいけど、まぁいいや

レイ「行けるか？エマ」

エマ「うん、じゃあねソンジュ、ムジカ！

　本当に本当にありがとう」

2人と別れて私たちは南へ向かう

ドン「本当何もねぇな」

ドンの言う通り、ここら辺には岩ばかりで他は何も無い

しばらく歩き、もう夜になっていた

マルク「あとどのくらい？そろそろかなぁ？」

『エマ、現在地は？』

エマ「 ... 間違いない、ここがB06-32地点、」

『ほんとに、？ここ何も無い、』

レイ「人は？近くに誰かいるか？」

ナット「誰もいないと思う ... 」

弟妹(みんな)がミネルヴァは嘘つきだと騒ぎ出す

「ここにいるって言ったじゃん！！」

「訪ねておいでって言ったじゃん！！」

「だから来たのにぃー！！」

レイ「スッキリしたか？」

「「「うん！」」」

レイ「まぁ落ち着いて聞いてくれ

　ペンの情報(なかみ)の続き」

ギルダ「そこに何か？」

レイ「いや何も、正確には何も見られなかった(・・・・・・・)」

『どういうこと？』

レイ「次の情報に進めないんだ

　正しい " 答え " を入れたのにだ

　恐らく、指定されたある地点まで移動しないと

　次の情報は見られないんだ」

エマ「ある地点 ... 」

レイ「そう、ここ、B06-32」

レイの言う通り、正確な答えを入れると新たな情報が見れた

するとそこには地図が表示された

『地図 ... 、地下への入口があるはず！探して！』

私の発言によりみんなが辺りを探し始めた

エマ「A！こっち何か出てきた！」

エマのところに行くとあったのは、地下への入口

入って奥へ進んでいくと中には

？「長旅ご苦労、ようこそB06-32シェルターへ」

男がいた