百花繚乱 Ⅱ【約束のネバーランド】 (ページ2)

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必ずどこかに居る、

落ち着いて考えるんだ、

みんなの居場所を考えていると足元に違和感を感じた

その瞬間

『っわ、！！』

私たちは落下した

エマ「クリス大丈夫？」

クリスティ「うん！」

『レイ！トーマ！どこ！？』

暗闇の中、私とエマ、クリスの3人は固まって移動していた

すると遠くからレイの声が聞こえた

レイ「俺たちは無事だ！」

よかった、

そしてトーマとレイも合流した

エマ「もしかしてみんなもこの地下に ... 」

レイ「探そう」

5人でみんなを探していると声が聞こえた

「「エマー！」」

ギルダ「エマ！」

エマ「！ギルダ！？」

声のする方へ行くとみんなが揃っていた

『よかった、みんな何ともなかったんだね』

レイ「 ... 何だこの空間は、」

レイの言う通り、地上で見たこともないような

虫や植物が沢山ある

エマ「とにかくまず、ここから出よう」

エマが上から吊り下がっている根を引っ張ると切れた

エマ「どの根も登れるほど強くないね、」

ギルダ「この上から地上(そと)へ出るのは難しそうね」

ドン「とりあえず進もう、そんで出口探そうぜ」

『いや、早く地上(そと)へ出た方がいい

　この道の先がどうなっているか分からない、

　逃げ場がなければ敵に襲われた場合お終いだよ』

レイ「それに、おかしいぞこの地下も

　なぜこんな空洞が」

そんな話をしているとドンが太くて大きな木を見つけた

ドン「ここからなら登れそうだ！

　試しにちょっと登ってみる！」

エマ「頼んだ！」

ドンが登ろうとすると、突然ナットが悲鳴をあげた

『どうしたの？』

ナット「うっ ... あれ ... 上、」

ナットが指さした先を見るといくつもの動物の死骸が吊るされていた

レイ「そういうことか ...

　まずいぞエマ、A、この木は ... 」

その瞬間エマが叫んだ

エマ「アシリア、ジェミマ逃げて！！」

それに気付いた私は2人を抱えてその場を避けた

『大丈夫？2人とも、

　ってあれ見て、！入口がない！

　まずい、囲まれてる！閉じ込められた！！』

ナット「何なんだよこれ ... 」

レイ「恐らくここはこの木の餌場

　この木(こいつら)動物を捕えて食ってるんだ」