No.50 ページ7
キルアside
ビックリした。
こんなところにAねえがいるなんて。
「ゴン達って…キルアのお友達?」
「え?」
Aねえはゴンから離れてオレの前にしゃがんだ。
オレは下を向いた。
「暗殺者に友達なんて必要ない。」
兄貴に毎日毎日同じ事を言われてた。
なのにそれを無視してオレは友達を作った。
ここでゴン達はオレの友達って言ったらAねえはなんて言うんだろう。
「大丈夫だよ…素直に答えて?
別に怒るわけではない…ね?」
Aねえは、オレの頬に触れて笑顔で言った。
でも…友達だ、って言ったらいくらなんでもAねえも怒るよな…
「とも、だちだよ…オレの」
絶対に怒られる…
オレはそれを覚悟した上で思いきってAねえに言った。
「良かったね、キルア。」
「え?」
良かったね?何が?
「お友達できて良かったね!
大切にするんだよ?お友達!」
驚いた。
てっきり、
「友達なんて作っちゃダメ」
こんな事を言われるのかと思ったけど、逆の事を言われた。
Aねえが触れた頬に手をあてる。
「暖かかった…」
Aねえの手、すげー…暖かかった。
それに安心できた。
Aねえは優しすぎ。
”抱っこして?”
”ぎゅーってして?”
”一緒に寝よ?”
こんなことを言っても_
”うん良いよ。おいで”
優しい笑顔でこう言ってくれる。
だから…兄貴にも親父にもカルトにもお袋にも…色々頼まれんだよ…
誰にでも優しすぎるから…
今だってそうだ…初めて会ったゴン達にも…優しい笑顔で振る舞ってる…
何で?何でだよ。
Aねえは…Aねえは____
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「オレの物じゃ…ねぇーのかよ?」
オレに変なスイッチが入った。
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「オレから絶対に離れられないようにしてやるよ…」
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___覚悟しとけよ?Aねえ((ニヤ
オレは前で歩いているAねえに手を伸ばしギュっと握った。
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マチ - アルとカルト湧いてるwwそう言う自分もマチwwはい、死にそうでした。無理せず更新頑張ってください。 (2020年1月27日 7時) (レス) id: 4e349f6c3c (このIDを非表示/違反報告)
ゴンクラ命の荒川白希 - めっちゃ心臓ドキドキなってました!!///// 更新応援してます!! (2017年3月21日 21時) (レス) id: cb5d6ce875 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 更新がんばって下さい!!ほんとに!!応援してます!! (2014年12月1日 2時) (レス) id: 81ff697e62 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - キルアぁぁぁぁ!!スッゴく面白いです!更新頑張って下さい! (2014年11月3日 12時) (レス) id: a903df4059 (このIDを非表示/違反報告)
アルカ - めっちゃ面白いです!!更新楽しみにしてます! (2014年9月13日 13時) (レス) id: 0571bc3238 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンペーとV2 | 作成日時:2014年3月16日 21時