第129話 ページ37
オ「とにかく....君を育てるのは本来 私の責務なのだが......折角のご指名だ....充分にしごかれてくるくく....るといィいィィ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
緑谷くんオールマイトの珍しい一面を見たのか驚いた顔をした。そりゃそうだ。
緑谷くんのコスチュームの修繕が終わったと聞き緑谷くんは帰ってしまい、私とオールマイトだけ残された。
『......おじいちゃん相変わらずだね』
オ「....君のおばあさんには何度も助けられた」
オールマイトはいつの間にかトゥルーフォームに戻っていた。
オ「君のおばあさんはね世間から『笑顔の象徴』と言われていたんだ」
『え！』
オ「私が笑顔でヒーローをやっていけたのもあの人の存在がおおきかった」
『......』
オ「私は、ユイ少女を初めて見た時君のおばあさんと瓜二つでビックリした」
『......私のおばあちゃん.....どんな人でしたか？』
オ「.......君のおばあさんは笑顔が綺麗で、とても強い人だったよ」
そうやったんや.....
『私もなれるのかな『笑顔の象徴』』
オ「なれるさ！君はとても強い」ﾆｺ
「ジオッ！」
『.....おばあちゃん....最後まで笑ってました』
オ「！！」
『小さい頃、人って死ぬ時は怖いから、苦しい顔をするのかと思った。でもおばあちゃんは笑っていた。あの時何で笑っていたのか分かりました』
オ「？」
『怖い時でも笑って立ち向かう。それが一番強い人です』
オ「.....そうかもしれないな」
「えぇ」ｺｸ
職場体験 当日
相澤「コスチューム持ったな。本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ！落としたりするなよ」
芦戸「はーい！！」
相澤「伸ばすな「はい」だ芦戸。くれぐれも失礼のないように！じゃあ行け！」
『じゃあ鋭児郎！向こうでも頑張るんやで！』
切島「ユイもな！」
『みんなも迷惑がかからないようにね！何かあったら連絡すること』
「「「うん！」」」
私と緑谷くんは新幹線に乗った。
緑谷「グラントリノさんってどんな人だろ」
『まぁ会えば分かるよ』
「うん」
じいちゃん、ディアンシーのこと覚えとるやろか.....
事務所に着いた。
事務所は相変わらずボロボロだった。
緑谷「え......合ってるよね」
『うん......変わってないよ.......取り敢えず入ろ！』
ｷﾞｷﾞ〜
『雄英高校から来ましたー！豊満ユイです！』
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作者名：アマメ | 作成日時：2020年11月16日 14時
