第117話 ページ25
「ラティ！」ｷﾞｭｯ
『よしよし。お疲れ様！ありがとう。君達のおかげで勝つことが出来たわ。ゆっくり休み』
次は爆豪くんか倖雪か.....頼んだで
倖雪side
この試合が終わったら、姉さんか爆豪の決勝か.....でもまずは焦凍に勝たないとな！
ミ「両者同時にポケモンを！」
ﾊﾟｶｰﾝ
「コォーン！」
「バシャ！」
「ヒヒダッ！」
「メノ！」
ﾁﾘﾁﾘ
あられか？
バシャーモとキュウコンか。しかもキュウコンはキュウコンでもこおりタイプ.....
マイク「《START》」
倖雪「ヒヒダルマ！キュウコンに【つららおとし】！
ユキメノコ！バシャーモに【シャドーボール】」
「ダァー.....マッ！！」
「メェー......ノッ！！」
轟「キュウコン！【オーロラベール】」
「コォーン！」
ﾄﾞｶｰﾝ
防御技か
轟「俺は.....お前を傷つけたくない！」
倖雪「！」
「メノ？」
轟「もう....母さんを傷付けたくない.....」
倖雪「....冷さんはこの体育祭を見ていると思う」
轟「！」
倖雪「だって.....焦凍が病院に行かないから元気なのか分からない......だから見ていると思う。せめて1回だけ全力でぶつかってこい！」
「ダッマ！！」
「メノ！！」
轟「......バシャーモ！」
「バシャｯ！」
轟「メガシンカ！」ｷﾗｧｰ
倖雪「！」
キーストーン！！
「バッシャァァ！！」
轟「【ブレイズキック】！！」
「シャー......モッ！！」
ｶﾞｼｯ
ヒヒダルマはバシャーモの足を掴んだ。
「シャモッ！？」
「ダー.....マッ！！」
ﾄﾞﾝ
さすがヒヒダルマ。力の制御が出来るようになってから使い方を理解してる。
ｺﾞﾄﾝ
倖雪「出た。夢特性【ダルマモード】」
これで出せる！ほのお技！
倖雪「ヒヒダルマ！キュウコンに【だいもんじ】
ユキメノコ！バシャーモに【たたりめ】！」
「ヒヒダッ！！」
「メェー.....」
当たったが、
「バーシャ！！」
振り切った。
焦凍はパニックしていた......
倖雪「ユキメノコ、ヒヒダルマ......ごめん」
「メノ？」
「？」
倖雪「私......焦凍を困らせているようでもう......」
やりたくない.......
「メノォー」ﾌﾜｧｰ
「ダマ！！」ﾄﾞｽﾄﾞｽ
ｷﾞｭｯ
倖雪「お前ら.....焦凍！」
轟「......」
倖雪「悪かった。焦凍の気持ちも分からず人の過去をほじくり返すようなことをして」
轟「！？」
倖雪「私は待っている。焦凍が全力でバトルしてくる時を！」
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作者名：アマメ | 作成日時：2020年11月16日 14時
