第112話 ページ20
蛍火「あ！うん。大丈夫だったらいいよ！うん！」
『？そうか』
芽久「姉貴達が怒ったらウチらでも手が付けられねぇから、あんま怒らせねぇ方がいいぞ」
緑谷「相澤先生かと思ったよ。怒ってる顔が」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
上鳴「しかも無自覚」
そんな会話をしていると、
マイク「《流星群─！！》」
『！！』
上から岩が流星群のように降ってきた。しかし、
爆豪「」ＢＯＯＭ
マイク「《会心の爆撃！！麗日の秘策を堂々──
正面突破！！》」
一撃で流星群を粉々にした。
ニャオニクスがまた挑もうとした時、ニャオニクスが倒れてしまった。
『.......キャパオーバー』
ミ「ニャオニクス....行動不能 二回戦進出 爆豪くん！」
麗日さん........よう頑張ったで！
『.......ちょっと行ってこよ』
倖雪「姉さん私も行く。もう少しで私の番が来るから」
私達は控え室まで足を運んだ。倖雪は相変わらず私の後ろにくっついていた。控え室に入ると、
ｶﾞﾁｬ
麗日「！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
麗日さん達は涙を流していた。
『あ！ごめん！！』
麗日「ううん。大丈夫......ﾋｸ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
よほど悔しかったんやろな......
「麗日さん泣き止んで下さい」ﾌｷﾌｷ
麗日「ディアンシーちゃん....」
「私もAが泣き止まなかったら私は悲しいです。それはみんなも同じです。麗日さんが泣いていたらニャオニクスさんも悲しくなります」
麗日「ニャオニクスも」
「ニャオ.....」
麗日「.....」ﾖｼﾖｼ
「！」
麗日「大丈夫。今日は戦ってくれてありがとう。来年は勝とう！」
「.....ニクス」ｺｸ
ｺﾞｼｺﾞｼ
麗日「ディアンシーちゃんありがとう。おかげで元気になったよ」
「いえ」
倖雪「腫れが引いたらみんなのところに行け」
麗日「そうする」
『何かして欲しい事があったら言ってな』
麗日「.....うん！ありがとう！ユイちゃん！倖雪ちゃん！」
倖雪「おう」
『やっぱり麗日さんはその顔が一番や！』
麗日「私のことはお茶子でいいよ」
『....分かった！お茶子ちゃん』
倖雪「姉さん、やっぱり焦凍と緑谷の試合みたい」
『大丈夫か？』
倖雪「大丈夫」
『.......そうか。じゃあ腫れが治まったら見るんやで、お茶子ちゃん』
麗日「うん！(私もあんなお姉ちゃんが欲しいな〜)」
私達は近くで見ることにした。すると、
倖雪「姉さん！あれエンデヴァーじゃないか？」
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作者名：アマメ | 作成日時：2020年11月16日 14時
