+ 凪と遊園地 3 ページ11
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もぐもぐと私が隣でチュロスを食べていると、また隣でゲームを始める凪。
『チュロスいる??』
まだ口をつけていなかったチョコ味のチュロスを差し出すと、凪はスマホから目線を逸らさずに「いらない」と答える。
はぁ……?? 誘ってきたのお前なのに全然楽しまないじゃん。
そんなことを思っていると、まだ凪の言葉には続きがあったようで、凪が口を開いた。
「プレーンがいい」
『あっそ』
私は特に何も考えずにプレーンを差し出すと、凪はパクっと、大きな口を開けてチュロスにかぶりついた。
それ、滅茶苦茶熱いのでは。
「あつっ」
『だろうね』
だってあつあつの出来立てチュロスだもん、なんて思っていると、もぐもぐとチュロスを食べていた凪はごくんとチュロスを飲み込むと、また、ちょーだいとでも言うように口を開ける。
『はぁー……じゃあもうプレーンあげるよ』
そう言ってチュロスを差し出すも、受け取る素振りを見せず、いやいやと頭を振る凪。
「チュロス持つのめんどくさーい」
『え、スマホは持ってんのに???』
「スマホとチュロスは形が違うじゃん」
『そういう問題なの???』
彼は棒状の物を持つのがめんどくさいらしい。謎だね。
凪にチュロスを食べさせつつ、私もチョコ味を食べていると、いつの間にか両方ともなくなっていた。
と同時に、良いタイミングでゲームを終わらせた凪。
「あ、勝った」
『良かったね』
私がそう言ってチュロスのゴミを捨てに行こうと脚を動かすと、凪は私の腕を掴んで自分の方に引き寄せる。
え、なに。
そんな呑気なことを考えていると、凪は私の耳元に自分の口を寄せ、囁くように言った。
「間接キス、ごちそーさまでした」
そう聞こえた途端に、私は人混みの方に押される。
思わず足を進めてしまい、人混みの中に。
……は???
今のアイツの顔、絶対ニヤついてる。
『……ッ!!』
顔が熱くなる感覚がした。
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みやび(プロフ) - 冬猫。さん» お返事ありがとうございます😭😭！！応援してます💜 (2023年3月12日 22時) (
レス) id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - みやびさん» コメントありがとうございます!! 凪やっぱりかっこかわいいですよね……!! 最高って言ってもらえてよかったです!! 更新頑張りますね〜!! (2023年3月12日 21時) (レス) id: 08f6b1c233 (このIDを非表示/違反報告)
みやび(プロフ) - 凪くんめちゃくちゃ好きなので、このお話が最高すぎます…😭続き楽しみにしてます！ (2023年3月12日 21時) (レス) @page11 id: 6d224a7bcb (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - りおさん» 此方こそ、評価とコメントありがとうございます!! 最高だなんてありがとうございます!! 面白いって言っていただけて嬉しいです!! 凪が次からどう動くのか…更新頑張りますね!! 本当にありがとうございました!! (2023年3月12日 20時) (レス) id: 08f6b1c233 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 参加ありがとうございます！この作品おすすめに出てきて面白そうだなあって思ってたんです！！暇な時に読むって決めてたんです！そしたらめちゃめちゃ面白くて最高でした！凪くんと夢主ちゃんの絡みがくっそすきです！更新頑張ってください！ (2023年3月12日 18時) (レス) @page11 id: 5f44010d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬猫。 | 作成日時：2023年3月2日 19時
