2.彼女はそろそろコミュ障を克服したいようで。【ヒロアカ】【MHA】 (ページ12)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,867 hit

大嫌い５５ページ12

・

(A!! 大賢者に聞いてみたんだけど、分からないらしい……大賢者でもわからないことってあるんだな。)

うわ、マジ?? わからんかぁ～～……

(力になれなくてごめんな……)

いや、大丈夫よ。来てくれてありがとね。

(全然!! じゃあ、俺もそろそろ戻らないとだから戻るな!! またな～～!)

うん!! またね～～～

(いつか寿司奢ってくれよな～)

『は??? 金ねぇし。』

うちがそう呟くと同時に、リムルが体から抜けていった。

『クッソ、言い逃げしやがったアイツ……』

段々爆豪に口調にて来てる気がするんだけど。え、ヤダ←

あれ、てか、今リムルに聞いちゃったけど、これって乙坂に失礼なのでは???

うちが悶々としていると、後ろから声がした。

「お、A。どうしたんだ??」

『おー、焦凍だ。いやぁ、乙坂の個性がよくわからんから、ビビってんのですよ。』

「お前がビビることねぇだろ。確かにアイツ、個性2つ持ちだから……『は、今なんて言った??』え、アイツ個性2つ持ちってか??」

『え、ちょ、それマジ??? 何処で聞いたの???』

「あぁ、アイツから教えてもらった。」

そう言えば乙坂って最初は焦凍のこと狙ってたんだもんね。

そっかぁ……マジか。めんどいことになった。

『うわぁ……個性の詳細は??……………………あー、やっぱいいや。』

「?? 教えなくていいのか??」

『うん。裏で情報集めて、全部知った状態で戦うのって正直アイツに失礼かなと。』

「……………………ﾌﾟ」

うちがそう言い切ると、焦凍は少し笑った。

『え、何で??? 笑うとこあった!?』

「いや………うん。お前らしいな。」

焦凍はそう呟くと、うちの頭とポンポン、と撫でた。

え、急すぎるでしょ。何々、どうしたのこれ。

めっちゃ恥ずいんですけど。

・