2.彼女はそろそろコミュ障を克服したいようで。【ヒロアカ】【MHA】 (ページ2)

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大嫌い４５ページ2

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『はぁ、はぁっ……間に合った、か？』

「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ…遅くなっちまっただろ」

「左を使って……！！」

『アンタは意味なくこういう事しないでしょーが、アホが』

焦凍が氷を使ってみんなのことを集める。

「二人とも！！ソイツに血見せちゃだめだ……！！」

緑谷が奴の個性について説明してくれる。

『あぁ、だからみんな動かないのね。了解……焦凍、アンタ絶対怪我すんなよ』

「わかってる。俺なら、奴に近づかないまま攻撃でき……」

焦凍がステインの投げたナイフにかすってしまう。

その一瞬の隙にステインが詰め寄り、焦凍の血を舐めようとするが、私は構築術式で木刀を作り、炭治郎の鼻、カナヲの目と伊之助の感覚を借りて急いでフォローする。

『油断してんじゃねぇわアホ！！！』

ひえぇ、速すぎるだろあんなの。鬼滅にいても生きれるよ君。

『刀なら負けねぇっての』

ステインが投げたナイフを木刀で弾きながら攻撃を仕掛けるも、かわされる。

後ろから聞こえる会話に耳を傾けながら、ステインの猛攻を捌く。

「そいつは僕が……！！」

「継いだのか。おかしいな……俺が見たことがあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな。

お前ん家も、裏じゃいろいろあんだろうな……」

『焦凍フォローくれよ！！！いいとこなのはわかるけどちょっと個性の使い過ぎでつらいのよ、これ！』

「すまん！！」

焦凍のフォローも入り、少し楽になるが、それでも強い。

焦凍の方にステインが行ってしまい、ピンチになる。

クソ……あんまり使いたくなかったけど、使うしかないか……

『日ノ神神楽、円舞！！』

これ、反動がすごいからあんまり使いたくないんだよね！！

お願いだから早くくたばってくれ……！！

ステインの首のあたりを狙うが、避けられる。

おい、マジで反射神経とか諸々どうなってんだよ……！

そのままヒーローの人の方に刃が向いてしまったが、なぜか緑谷が動いて助けてくれた。

「なんか普通に動けるようになったァ！！」

『お前ら治すからこっちこい！』

「サンキュー！緑谷！下がれ！！」

焦凍が氷でステインが来るまでの時間を稼いでくれた。その隙にうちはリムルのポーションを使う。

少ししか治せなくてごめんね……この後のけじめとかになるだろうから。

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