37 障害物競走 ページ37
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まずは、最初のふるいだ。
スタートした場所は、会場への一つの出入り口。
こんなに多くの人数を通すことなんて予想されてない。
つまり……
『滅茶苦茶人が集まってぎゅうぎゅうになって進めなくなる!!!』
でも、これだけは感謝したい。
このトンネルの上の方。
無駄に高いくせに、飛べるような個性が少ししかいないのと下でぎゅうぎゅうになっているのが相まって、かなり空いている。
だから飛んじゃえばいい!!!
『擬態……
俺がそう叫ぶと、背中から羽が出てくる。
羽を使って飛び上がると、地面が凍った。
……轟か。
《解。轟焦凍の氷で間違いありません。そして、先のギミックが見えたのでお知らせします。
次のギミックは……ヴィランロボット軍団による妨害です》
『了解!! 水刃使って通り抜ける!!』
俺は大体10位あたりのところに居つつ、大賢者の案内を聞いて行動をする。
やっぱ大賢者つえぇ……。
そんなことを考えつつ進むと、見えてきたロボット達。
皆が固まってたのでサラッとロボットの上を抜いて進む。
後ろでは、轟が中途半端なところで凍らせたロボットが倒れる音がする。
そして、そのでっかいロボットの先に出てきたロボット達はあらかた水刃で切って、瓦礫で邪魔になるようにしといた。
まぁ、A組の奴等なら普通に突破すんだろ、あの程度。
俺が飛びながら進んでいると、後ろから百の声が聞こえる。
……チョロいってさ。頑張れ雄英。
[オイオイ、第一関門チョロイってよ!! んじゃ第二はどうさ!? 落ちればアウト、それが嫌なら這いずりな!!!
ザ・フォーーール!!!!]
そう聞こえたと同時に、前の方に崖が見えた。
うわお……でも、飛んでりゃ関係ないってな。
……でもそれじゃつまらんから。
『"粘糸・鋼糸"!!!』
俺は"粘糸・鋼糸"を使って、スパイダーマンのように移動することにした。
糸の反動によって、高く飛び上がる。
[おっ……!! なんだなんだ!? 糸見てぇなモンで飛び上がって来やがった!! イレイザー、アイツぁどんな個性なんだ!?]
[……俺もよく把握してないんだ、アイツの個性は。でも一応、"スライム"ってことになってる]
[スライムゥ!?? イマドキのスライムっつーのは糸も吐くのか!!]
『あっはは……普通は吐かねぇんだよな』
俺は第二関門を突破しつつ呟く。
ごめんなさい、特殊なスライムで。
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冬猫。(プロフ) - あちゃさん» コメントありがとうございます!! 面白いって言っていただけて嬉しいです!! 更新頑張りますね〜!! (2022年11月6日 20時) (
レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - 引きこもり隊さん» コメントありがとうございます!! 「転スラとヒロアカっていい感じに絡むんじゃね??」みたいなノリで書き始めたら思ったよりいい感じになりまして…() 発想エグイって始めて言われました…笑 ありがとうございます!! これからも宜しくお願いします!! (2022年11月6日 20時) (レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃ - めっちゃ面白い‼︎更新待ってますー！(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2022年11月5日 13時) (レス) @page31 id: 01fcf6eeda (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり隊 - 転スラもヒロアカも好きだからめちゃめちゃ嬉しい作品です！！！！！！！設定も面白いです！！！！発想能力エグいですね！！！！いい意味ですからね！！ 応援してます！！！！！ (2022年11月3日 23時) (レス) id: af8345609d (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - naitomeakunさん» コメントありがとうございます!! そう言ってもらえてうれしいです〜!! これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2022年10月30日 8時) (レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Huyuneko1/
作成日時：2022年9月13日 16時
