流れ星 2［Fuma.K］

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ある日の放課後








先生に用事があり、教室に戻る途中



教室から風磨先輩の声がした






誰かと話してるのかな??









声のする教室の前を通らなければ、荷物を取りにいけない









風「本気で言ってる？」




風「ちゃんと会って話したい。」







風「...わかった。今まで、ありがとな。」









そんな声が聞こえた。






聞くつもりじゃなかったけど、ドアの前で立ち止まってしまった。









誰かと電話してたんだよね、きっと。





今までありがとうなんて、何かしたのかな？








風「っ、Aちゃん？」






『はっ!!』








風磨先輩が教室から出てきたみたいで、




見つかっちゃった







『あの！聞くつもりはなくて...ごめんなさい、』





風「いや、いいよ気にしなくて。...Aちゃんもう帰る？」





『はい、』






風「じゃあさ、送ってくよ。...話し、聞いてくんない？」









いつもの風磨先輩よりも、元気が無いように見えた









『はい、もちろんです。今、バックとってきますね』

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