#183 So side ページ33
今夜、決着をつける。
勝利の出方によっては、もう親友ではいられない。
地下鉄に揺られながら、今までのAと勝利を思い返す。
いつから あいつら………
Aに距離を置かれている間に、あの2人が急接近したとしか思えない。
僕の誕プレも2人で選んだってことでしょ？
だから 勝利は、Aが買った物が何かを知っていた。
沙絵はそこに偶然に出くわしたから知ってたんだ。
みんなで僕のことバカにして。
ふざけないでよ！
駅からは怒りに任せ、早歩きで歩いた。
マンションの玄関でインターフォンを鳴らす。
勝「待ってたよ」
オートロックが解除され、中に入り、勝利の部屋に着いたのは19時頃だった。
冷房が効いて ひんやりしたリビングに通され、少し冷静になる。
勝「コーヒー、甘いのでいい？」
そう言いながらキッチンへ消えていった勝利を見送り、ひと息つく。
冷静に冷静に。
”ほい”と手渡されたコーヒーを
”サンキュー”と受け取りながら
聡「あのさ〜」
僕が問い詰めようとしたしたのを、勝利の衝撃的な言葉によって さえぎられた。
勝「昨日、沙絵抱いた」
聡「はっ？？！！」
思わず大きな声が出てしまった。
聡「ちょっと！どういうこと？！沙絵は僕に抱いて欲しいって言ってきたんだよ？」
コーヒーをテーブルに置き、身を乗り出して問いただす。
勝「誰でも良かったんじゃない？あの忌まわしい事件を塗り替えてくれるなら。
てか、羨ましい？笑」
さっき冷静になったのに、僕の中で何かがキレた。
聡「はぁ？！？なにそれ！Aの気持ちはどうなるんだよっ！！」
気付いたら勝利の胸ぐらを掴んでいた。
って、僕は何を言ってるんだ？
訳も分からず頭に血が上り、思ってもみないことを口走っていた。
勝「は？意味わかんないんだけど笑
あいつはお前のこと好きだからいいでしょ？笑 何怒ってんの？笑」
半笑いで続ける。
勝「聡が沙絵とのこと、俺に言いに来た後、沙絵から連絡きてさ、泣いてるみたいだったから慌ててマンションに帰って、沙絵をここに呼んだんだよ。んで、慰めながら口説いた。.....ずっと好きだったんだよ」
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ちぃ - ほんとに面白くていつも楽しみにまってます！できれば勝利くんと戻ってその先の話とかまでみたいです。更新たのしみにしています頑張ってください！ (2018年3月16日 15時) (
レス) id: 83fb120dea (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 戻っても幸せになれないと思います…。 (2018年3月16日 14時) (レス) id: 9319dd29f1 (このIDを非表示/違反報告)
Puuu.(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！その言葉も嬉しいです！そうですね...。これからも続きをお楽しみください！ (2018年3月16日 14時) (レス) id: 30daf6edb8 (このIDを非表示/違反報告)
Puuu.(プロフ) - piyopiyoppp0317さん» なんとか聡くんに戻ろうとしてるんですよね... (2018年3月16日 14時) (レス) id: 30daf6edb8 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 途中の展開にすごく驚いて主人公ちゃんと一緒にひどく傷ついたりしてました( 笑 )でも勝利くんの本当の思いがやっとみんなに知ってもらえて少しホッとしました…けどやっぱりこのままの勝利くんは可哀想過ぎて胸が痛いです、、これからどうなるのかドキドキです、！ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 51c26bd1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Puuu.
| 作成日時：2018年3月10日 0時
