流れ星 another story [So.M]

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聡side









聡「あー、えっと...。......A、俺と結婚してください！」







まだ言う予定なんてなかった。







『. . .え？』








聡「もっと、ちゃんと言いたかったんだけど、こんな状況なっちゃって、ほんとごめんね？」






Aの手を引いて、またソファーに座る









聡「全部話すよ。」









.









そろそろ、結婚のこと考えてたんだ。







でも、プロポーズって大切だから、




人生を決めることでもあるから、





最高のものにしたくて、サプライズ計画を立ててた。









そんな時、丁度



勝利たちの会社と合同企画が決まって、これを理由に準備できる！って、思ったんだよね。









会社帰りに、色んなところ回って




もちろん、指輪も真剣に選んだ。









でも、なかなか指輪が決まらなくて。






指輪が決まらないまま、色々とほかの計画は進んでいった。







そして今日、俺の指輪選びに協力してくれてる高梨さんと



新作が出たっていうから見に行ってたんだ。





それをAと勝利が目撃しちゃって...。









.









知ってた。





Aが元気ないってことも、寂しいってことも。







薄々だけど、俺の浮気疑ってるのかな？っても感じてた。









でもね、このサプライズがあれば




Aの不安も吹っ飛ぶって思ってたんだ。









でも、そんな単純な気持ちじゃなくて





もっともっと、Aの気持ちは複雑で...。








寂しい思いをさせて、不安にさせてた。









.









でもやっぱり、サプライズよりも





Aといる意味のほうが大切で..。









ごめんね？









.









俺のことを話した







でもAは、俯いたまま。

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