特訓開始 ページ20
ボソリと呟かれた言葉をしのぶは聞き逃してはいなかった。
胡(私“は”無理でしょうけど…?一体、この子は何を抱えているんでしょう……。でも、問い正すのは不躾ですよね。私はヒマワリちゃんが話してくれる、その時まで待ってますからね…!)
そんなしのぶの思いは朝日に淡く溶けていった。
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《ヒマワリ》side
(基本夢主sideで書いているんですが、たまに第三者目線になるので分かりづらいですよね、ごめんなさい!)
その後起きた蝶屋敷の皆さんに鬼殺隊に入りたいことを話した。
皆さん戸惑いながらも応援すると言ってくれた。
あと、しのぶさんみたいに絶対に死なないでね、と釘を刺されに刺された。
それから、最終選別に向けて“鬼”や“呼吸”の知識を書物を借りたり、質問したりして蓄えていった。
トレーニングは普段からやってたし、刀も使えるからいきなり呼吸法に入った。
なんか全集中?っていうものができるように!って言われた。
なんでも肺を大きくして、血中に大量の空気を取り込み、体中に酸素を行き渡らせることで身体能力が格段に上がる!……らしい?
挑戦してみたものの…
貴『全っ然!!イメージできない!!!』
そう、頭ではなんとなくわかる。
でもやるとなるとわからない…。
こんな時こそ、しのぶさんに頼ってみようかな…。
と!いうわけで、訪れました、しのぶさんの部屋!
胡「なるほど…、でしたら私は全集中・常中を会得しているので、困ったら私がどんな風にやっているか参考にして下さい。」
貴『分かりました!』
ジーーーーーーーー……。
胡(私から提案しましたが思ったよりも照れますね、これ…)
貴『ありがとうございました‼』ニッコリ
胡「困ったらまた来てくださいね〜!」
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作者名:蒼井葵 | 作成日時:2021年10月22日 21時