鬼殺隊入隊希望、許可 ページ19
胡「ぇ……ど、どうして、ですか?」
しのぶさんはひどく驚いていた。
そりゃあ、昨日鬼に襲われていたところを助けた、来歴不明の子が鬼殺隊に入りたいなんて言ったら誰だって驚くだろう。
でも私には自他共に認める強さがある。
それを世界を、人を守るために使いたいんだ。
貴『私は、自分の力を人を守るために使いたいんです。しのぶさんは知らないと思いますが、実は私、かなり強いんですよ!だからこの力で、蝶屋敷の皆さんや人々を守りたいんです。それが私の使命ですから。』
胡「……正直に言うと、ヒマワリちゃんに鬼殺隊に入って欲しくありません」
貴『……』
胡「でも、」
貴『?』
胡「止めても、無駄なんでしょうね…」
そう言って、しのぶさんは困ったように笑った。
胡「代わりに、約束して下さい。
一つ、絶対に死なないこと
二つ、困ったら頼ること
三つ、お友達としてたまに出掛けたりしましょうね!
破ったら地獄の果てまで追いかけるんですからね!」
貴『分かりました。というか最後のなんですか(苦笑)
あと、しのぶさんは地獄まで来ないでください。行くなら天国に行ってくださいよ。
……私は、無理でしょうけど(ボソッ)』
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作者名:蒼井葵 | 作成日時:2021年10月22日 21時