自己紹介 ページ13
貴『栗花落さんの好きなものは何ですか?』
栗「(師範は自己紹介をするように言っていた…好きなものは自己紹介に入る?)」
カナヲは表、裏と書いてあるコインを取り出した。
貴(通貨?あ、コイントス?何かを決めている?)
カナヲが手の甲で取ったコインは裏だった。
栗「……アオイが作ったもの全般、あとラムネ」
貴『アオイ…あ、神崎さんですか!胡蝶さんも家事がよくできる凄い人だって言ってましたね。ラムネ好きなんですね。美味しいですよねラムネ!さっきのコイントスは何を決めたんですか?』
カナヲはまたコインを投げ、取る。また裏だった。
栗「……」
貴『今回は裏は話さない、表が話す、ですか?』
栗「!?コクリ」
栗「……で、」
貴『?なんですか?』
栗「…なんで、わかったの?」
貴『‼さっきは裏が出て話していたのに今回は裏が出ても話していなかったからです。それより、いま栗花落さんコイントスしないで、思ったことそのまま聞いてくれましたね!凄く嬉しいです!』
栗「(不思議な子…他の人はいつもコインについて聞いたり、何故投げるのか聞いてきたりするのに…幼い割に落ち着きがあるし、頭がいい?それに…)どうして苗字で読んでるの?」
貴『え?名前で呼んだ方がいいですか?出会ってばかりの人に急に名前呼びされることに抵抗を持つ人が多いと思うので苗字で呼ぶようにしているんですが…』
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作者名:蒼井葵 | 作成日時:2021年10月22日 21時