父親なんか大嫌い (ページ9)

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数十分後

次で俺の番

そんな時降谷としてだろうかわからないけど
話しかけてきた

降谷「どうして三者面談のこと教えてくれなかったんだ？」

『今までの行事にお前は来なかった

だから今回も来ないと思っていたんだ

けど

普通の家庭とかじゃないのはわかってるし

お前が帰ってきてない理由も

どこに就職してるかさえわからないけど

大変な仕事をしている事はわかっている

あの名探偵がお前のことを疑っていたからな

だけど今日の三者面談に来てくれると知って

俺は無性に嬉しかった、』

降谷「！！！！

そう…か……17歳の子供にそれぐらいも察せてしまうんだな

いや、察せれるようになった、育ったんだよな

今まですまなかったな、A」

そしたら金髪野郎は震え声になりたえられなかったのか下を向き、少しの間声を押し殺しながら泣いていた

この人の泣いてるところを見ると

辛くなる

恨んでるはずなのに

そしてこの人の笑顔を見ると安心する

けど俺はまだ許さない。

母さんを悲しませたのはこの人だから

けど今、そんなことを言ったらもっと泣くだろうななんて考えて言わなかった

担任から呼ばれるまでずっと無言で

金髪はいつの間にか泣き止んでいた

担任「降谷くーん！」

ｶﾞﾗﾗｯ

『こんにちは、先生』

降谷「Aがいつもお世話になってます」

担任「こちらこそ。さぁ席に座ってください」

降谷「Aの成績はどうでしょうか…？」

なんか聞くのが怖そうな感じだな、おい

失礼すぎ。まぁ無理もないか

学校のことほとんど言ったこと無かったし

担任「降谷くんは芸術以外ほぼ完璧です。

特に体育、音楽、国語、算数。」

降谷「それはよかったです！(ほっ…)」

こいつ……内心ほっとしやがる！！

腹立つ！！

担任「芸術は学年で最下位ですけどね」

『え。』

降谷「へ？」

と2人同時に声がでた

芸術がダメなのは知っていたが最下位とは………