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レナと会ってから一週間経った
また行ってみようと思って気をきかせてリンゴを持って行った。
苦手だった人ごみを抜けるとレナの長い髪が揺れる後ろ姿を見つけた。
ハル「レナ」
レナ「あ、ハルー！また来てくれたの？」
ハル「うん。っていうか名前覚えてたの？」
レナ「当たり前でしょ！友達なんだからー。」
ハル「友・・・達、か・・・」
レナ「どうしたの？」
ハル「う、ううん。今まで友達とか居なかったから聞きなれなくて」
レナ「友達、居なかったの？」
ハル「うん。」
死神は年をとらないから友達なんて作っても意味無いし、そう言いかけた。
だって悲しいだろ。
例えば、俺と友達になった人間が居て、それから十年経ったらもう人間は大人なのに俺は変わらない
成長しないんだから人間と同じ時を過ごしても置いて行かれる。
それに正体を知った人間は恐がり、叫び、拒絶する。
だから今まで友達は作らなかった。
レナ「でも・・・でもね！もう私が居るからね！」
ハル「え？」
レナ「私がハルのそばに居るから！友達だから！」
ハル「う、うん・・・ありがと」
見た目はちゃんとした15歳くらいの子なのに、中身はまるで小さい子供みたいな子だ、レナは。
明るくてよく話し、よくはしゃぎ、よく笑う。
でも、そんなレナは可愛かった。
もっと笑顔が見たいと思った。
そこで俺はリンゴがある事を思い出した。
ハル「ねえ、レナ。リンゴを持って来たんだけど・・・」
レナ「リンゴ？」
ハル「うん、二つあるから一つはあげる。」
レナ「わあ！良いの？」
ハル「うん。」
レナ「ありがとう！私ね、リンゴ大好きなんだー。そこの木の下で食べよう？」
ハル「うん。」
今日はレナを好きになった日だった。
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群咲＊(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月26日 11時) (
レス) id: 64ce0621d3 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメの姉 - 瑠彩さん» 顔文字可愛いwっていうか面白くないっすよ〜( *｀ω´) (2014年9月3日 16時) (レス) id: c03bcafda7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠彩(プロフ) - ナツメの姉さん» だって、ナツメちゃんの小説おもしろいしねー（・◇・） 私は只今絶賛スランプ中w (2014年9月2日 19時) (レス) id: ffe6b0c429 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメの姉 - 瑠彩さん» 評価については自分が一番びっくりしてますがw (2014年8月31日 17時) (レス) id: c03bcafda7 (このIDを非表示/違反報告)
瑠彩(プロフ) - ふわちゃんもおるよー (2014年8月30日 20時) (レス) id: ffe6b0c429 (このIDを非表示/違反報告)
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