バグ大 反応集 ４

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*羅威刃




《城ヶ崎》


「ふん。誰を相手にしてると思ってるんだ」


その場ですぐに粛清。後で……なんて時間をかける必要はないと
城ヶ崎さんは考えます

「A……怪我はないか」

「け、賢志さん……あの」

「さぁ行こう。こんな薄汚れたゲス共と同じ空気なんか
　吸う必要はない」

守り方は荒々しいのですがこれは城ヶ崎さんなりの優しさです



《東雲》


「Aにそんな物を向けんじゃねぇよ！」


守ってくれるのは嬉しいですけど目の前でボコボコにする
必要……あります？Aさん怯えてますよ？

「竜政さん、待って……」

「黙ってろ」

ふと目に入ったのはAさんに向けられた２つの刃物。
それを拾い上げるとニタリと笑い……

「同じ目に遭わせてやる」

東雲さんの逆鱗に触れた男女は誰の目から見ても真っ青でした



《小湊》


「どうしてそんな意地悪するの」


本当ならすぐにでも切りたい……けどAさんが近くにいる。
怯えさせてはいけない、ギリギリの所で踏みとどまっています

「気に食わねぇからに決まってるだろ！」

「そうよ！さっさと消えて！」


「消えるのはお前達だよ」


そこから先の事は覚えていません。地面には２本の刃物と
動かなくなった男女……そして

「A……行こっか？」

顔を赤くした小湊さんに怯えるAさんがそこにいました



《高城》


「おい。いい加減にしろ」


手をかけるなんて造作もありませんがAさんが近くにいる以上
あまり手荒な真似はしたくないようです

「(仕方ねぇな。ここは一旦……)」

まずは刃物を取り上げました。そしてそれぞれの鳩尾に強烈な
蹴りをお見舞いして、Aさんの腕を掴んでその場から走ります

「(あいつらは後でやれる。今はAを優先しろ……！)」

やはりAさんの安全が最優先の高城さんでした



《秋元》


「つまらない事するねぇ」


あ……キレちゃってますね。これは大変です

「ここは俺に任せて先に行っててくれない？すぐに
　終わらせるからさぁ」

「でも……詩郎さん」

「気にしなくていいよ。こんな奴らに負けないから」

Aさんがいなくなり、秋元さんの理性が飛んだのはすぐの事。
後日、路地裏から二人の男女が悲惨な姿で発見されたとか……


「これを向けようとしてたのかぁ」


アジトで２本の刃物を眺めながら秋元さんはニュースを
聞いてそう呟いたとか




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