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「テメェ何で反撃しないんだよ！」
どれくらい時間が経過したのか。飯豊は若干息が上がりながら
なおもAに攻撃を続けている。しかしAは避けるばかりで
一切攻撃せず、武器すら手にしていなかった
「意味がないからですよ」
「何だと！？」
「今ここで貴方と争っても何の意味もないって言ってるの」
「舐めやがってこの野郎！」
飯豊が再度振り上げたナイフがAに向かう事は無かった
「飯豊。お前カシラの話を聞いていなかったのか？」
「野田の兄貴！いつの間に……」
飯豊の腕を掴み、止めに入ったのは何と野田だった
「最初からだ。この状況で敵のシマに足を運ぶ馬鹿がいるって
華太から連絡が入ってきた」
野田がAに向き合うと苦虫を潰したような顔をして言い捨てる
「命が惜しかったらさっさと帰るのだ」
「そういう訳にはいかないんです」
「フールガール。自分が何を言っているのか分かってるのか」
理由次第ではこの場で病院送りにしなくてはならない。野田は
アイスピックの先をAの喉元に当て、理由を問いただす
「目的は何だ」
「親父様が何故話し合いもなしに一方的に報復を決めたのか。
本当の目的は何処にあるのか……それを調べに」
「……その為に来たって訳か」
その言い分に納得した訳では無いが嘘をついてるとも思えず、
まして親である天羽桂司が一目置いていて頭である阿久津が
わざわざ釘を刺す程の人物。
野田はアイスピックを下げると飯豊に対して帰るぞと告げた
「しかし、この女は！」
「粛清対象になっていない奴に手をかけたらどうなるか
分からねぇのか？」
「……っ、分かりました」
「お前もさっさと空龍街から出るのだ」
二人はそう言い残し姿を消した。そしてAも収穫が得られなかった
事に肩を落としつつ、空龍街を後にしたのだった
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ゆず(プロフ) - 悠さん» 関係性については早く夢主に思い出してもらわないといけませんね！ (2023年1月1日 9時) (
レス) @page16 id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 城ヶ崎との関係が気になる！ (2023年1月1日 1時) (レス) @page48 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 芥子さん» 名前変換につきましては早急に対応します！ (2022年12月26日 17時) (レス) id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - コメントありがとうございます！そろそろ第二部も考えていますので宜しければ遊びに来てください！ (2022年12月26日 17時) (レス) id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
芥子 - この世界観に溶け込んで読んでみたいなぁとも思うので、よろしければ是非名前変換の方ご検討頂きたいです…！(設定ページの方閲覧いたしました)ゆずさんの都合がよければで大丈夫です！これからも応援してます！ (2022年12月26日 14時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2022年11月15日 9時
