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* 伊集院side
本当に偶然だった。黒焉街のとあるバーで人材の相談をした帰り道、
路地の方から何かの気配を感じとり、急いでそこに向かうと……
「君は……！！」
「……」
見間違える筈がない、あの時の少女だ。しかし何故、彼女が
こんな所で倒れている？いや……そんな事を考えている暇はない。
流川君にある病院へ運ぶ様に指示をした
「先生、ここって確か……」
「あぁ。京極組の連中が世話になっている病院だ」
「え、まさかあの女性も……」
「恐らくな。流川君、先に事務所へ戻ってくれるかな。
私は急用が出来た」
急いであの男に確認しないといけない、何で隠していた？
＿＿＿＿＿＿＿＿
「思っていたより早い再会だったな」
伍代は私の問いかけにアッサリと答えた
「それにしても……Aが京極組の人間だとすぐに悟るなんて
さすが旦那だ」
「確信があった訳ではないが……伍代、何故隠していた？」
「旦那にしては不粋な事を聞くね」
すると伍代は彼女……藤間さんの事を「お気に入り」と言った
「Aは周りの悪意が生み出した被害者だ。そのせいで記憶を失い、
未だに思い出せずにいる。当然そこには旦那も含んでいるよ」
「……」
「彼女に償いでもするつもりでいるのかな」
「私は……」
私に出来る事はない。伍代はそう言っているのだ
「旦那は意外と感情的だね」
「そうかもしれん」
ソムリエとして唯一救えなかった被害者。関わらないつもりで
いたのに、いざ目の前にすると贖罪の意識が再燃してしまう
しかし、それは今更どうする事も出来ないと分かっていたから
敢えてあの時の電話では言わなかったのか……
「もういいかな。俺も次の依頼が来ているからさ」
「時間を取ってすまなかった」
「……彼女を病院へ連れて行ってくれた事は感謝するよ」
一人残った私は流川君から電話が来るまでその場から動けずにいた
*
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ゆず(プロフ) - 悠さん» 関係性については早く夢主に思い出してもらわないといけませんね！ (2023年1月1日 9時) (
レス) @page16 id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 城ヶ崎との関係が気になる！ (2023年1月1日 1時) (レス) @page48 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 芥子さん» 名前変換につきましては早急に対応します！ (2022年12月26日 17時) (レス) id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - コメントありがとうございます！そろそろ第二部も考えていますので宜しければ遊びに来てください！ (2022年12月26日 17時) (レス) id: 72061703ef (このIDを非表示/違反報告)
芥子 - この世界観に溶け込んで読んでみたいなぁとも思うので、よろしければ是非名前変換の方ご検討頂きたいです…！(設定ページの方閲覧いたしました)ゆずさんの都合がよければで大丈夫です！これからも応援してます！ (2022年12月26日 14時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2022年11月15日 9時
