検索窓
今日:155 hit、昨日:346 hit、合計:16,436 hit

愛しい子には鱗粉を エマ 甘々? ページ22

*エマさんの愛が強いです
*エマside





可愛い可愛い私のA




「エマさん?」



初めて貴方を見た時、運命だと私は思ったわ

上京して間もなく、親しい友人はいない。そんな環境で優しく
接する私にAが頼るのはごく自然な事だった



「ちゃんと乾かさなきゃ駄目よ。せっかくの綺麗な髪が
 傷んだらどうするの」



見ず知らずの自分に優しくしてくれる東京のお姉さん……
中々悪くないポジションね。だってこうして何の疑いもなく
傍にいてくれるんだもの



「ほら、いらっしゃい」



お風呂から上がったAは私と同じ香りがする

綺麗な髪の毛を丁寧に乾かしていると私は鏡に映る自分の
表情に驚いたの



「あら……」

「エマさん?どうしたんですか」



Aを見つめる私の目は普段、男達から向けられる目と
同じだった。当然よね、だって……



「エマさん?」

「Aは本当に可愛いって思っていただけよ」

「えぇ?何ですか、それ」



本当よ。私は貴方が好きで仕方ないの



「それより明日は何処に行きたいのかしら」

「んんー……エマさんは行きたい所ないんですか?」

「そうね。あそこがいいわ」



私とAが初めて出会ったあのカフェ。大切な思い出の場所



「明日から限定のスイーツが販売されるの。Aも
 食べたいでしょ?」

「食べたいです!」



その後はショッピングをして、ディナーを楽しんでバーに
行って思い出を語らえたら最高ね。明日は仕事の連絡が入っても
知らない振りをしないと



「エマさん、好きです」

「私もよ」



私にとっての癒やしはAと一緒にいる瞬間。本当はもっと
長く居たいんだけど……



__♪



「エマさん。通知鳴りましたよ?」

「後で確認するわ」



明日、Aの髪をどんな風にアレンジしようかしら?きっと
どんなヘアスタイルも似合うわ




伍代Aさんに言い寄ってた男の身元、分かったよ。判断は
エマさんに任せるからね





シャンプーの香りはマーキングそのもの。今はこれで許してあげる
……だから早く私のものになって?A





*

ずっと好きだった アリス 切甘?→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆず(プロフ) - 十六夜月夜さん» おにぎり作りからだいぶ発展させてしまいましたがそう言っていただけて良かったです😭 (2月16日 11時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - ありがとうございました☺️最高です🥰 (2月16日 11時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - バイさん» すぐ偏ってしまう私の作品になんとお優しい言葉……ありがとうございます😭 (1月27日 18時) (レス) @page16 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - どのお話しも最高すぎます… (1月27日 18時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 奏さん» おまたせしました! (1月24日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆず | 作成日時:2024年1月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。