《リク専》バグっている貴方の反応

天王寺組 ページ41

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《城戸》


「何で連絡くれなかったん？迎えに行ったのに」


Aの事やから迷惑かけんようにって思ったのかもしれんけど
何かあってからじゃ遅いと思わんか？え、香水の香りぐらいで
大袈裟……やと？


「俺が他の女の匂いつけて帰ってきたら嫌やろ」

「！！」

「そういう事や。だから次からちゃんと連絡するんやで」



《浅倉》


「本当に何なん？」


別にAは悪くないのは分かっとるんやけどムカつく。どうすれば
理解するんやろうな。ったく……何で俺が頭悩ませなアカンねん

「潤。あの」

あ？ちゃんとソイツに「私には潤だけ！」って言ったやと？
……気ぃ弱いAにしちゃあ上出来やな。仕方ない、この匂いは
負け犬の遠吠えって事で大目に見てやるわ



《馬渕》


「嘘は言うてないみたいやな」


せやけど無防備やってことに変わりはないし……仕置きでも
必要やろか？すると不意にAが俺に抱きついてきよった

「やっぱりこっちがいい……」

「ん？」

「春斗さんの香りが良い」

……どうやら仕置きせんでも良さそうやな。



《室屋》


「その男と俺のどっちが」

「柊斗さんがいいです！」


一瞬でも言葉に詰まったらただじゃ済まさんぞ。そんな俺の
考えは急に終わった。Aは遮るようにそう言い切ると……
おい、何でここで泣くん？これやと俺が悪者みたいやんか


「もうええからはよ泣き止んでくれんか」

「だって」

「……取り敢えず風呂入ってその香水落としてきてくれ」

「はい……」




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