《リク専》バグっている貴方の反応

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《和中》


「こっちに来るといい」


純情可憐……しかし今日はそれが仇となったようだ。どこの
馬の骨とも分からん男の匂いなんか嗅ぎたくもない、早く
消してやらなければ。そう思った俺はAをキツく抱きしめた


「わっ、蒼一郎さん！？」

「暫く大人しくしていろ」

「怒ってます……？」

「あぁ」




《永瀬》


「野郎の匂いなんかいつまでも付けてんじゃねぇよ」


不愉快なんだよ。自分が誰のものか分かってるのか？俺の
だろうが。散々教え込んだつもりだったんだけどな……まだ
足りなかったのかよ


「そいつと俺、どっちがいい訳？答えろ」

「こ、光一さんですよ」

「当然だな」




《野田》


「すぐに言わんかい。要らん心配するだろうが」


可愛くて若くて。俺みたいなのにいつまでも……なんて今でも
考えてしまう。だが、他の男の匂いを纏ったAを見てそんな
考えも無くなった。誰に何を言われようと手放したくない


「A。自分が誰のものか言ってみるのだ」

「は、一(はじめ)さんのです……？」

「何故疑問形なのだ。やり直しじゃ」




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