《リク専》バグっている貴方の反応

天王寺組 ページ35

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《城戸》


「俺、天国におるんとちゃうよな」

「何で二人して死んでる設定なんよ」


これでも城戸さんは真面目に言っています

「取り敢えず話は苺パフェ食べながら聞くわ」

「丈一郎の奢りでしょ？」

「当たり前や。何でも奢ったるわ」



《浅倉》


「……生きとったんかい」

「まぁね」


この世界に明日の保証なんかない。頭では分かっていても
希望を捨てきれませんでした

「いらん心配させおって……タダで済む思うなよ」

「相変わらず辛辣だね。潤は」

これでこそいつもの浅倉さん。その後、城戸さんが部屋に
入ってくるまで身じろぐ事さえ許さなかったそうな



《陣内》


「お前がおらんかったせいで大変やったんやぞ」


こんな時ですら素直になれないのが嫌になる。けれども
Aさんはそっと抱きしめ返しました

「賢斗。ただいま」

「……アホが」

そんな不器用な陣内さんを何も言わず包み込めるのは
Aさんただ一人なのです



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