《リク専》バグっている貴方の反応

天羽組 ページ18

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《小峠》


「今すぐ止めろとは言わない。だからせめて本数を
　減らしていけ」


好きで吸ってる自分と違い、孤独を埋める為に吸ってるなら
ただ虚しいだけ

「……これくらい許して下さいよ」

もう一本、手を伸ばした所でその箱を取り上げられました

「返して下さい」

「これは兄貴分の命令だ」

立場を利用するなんて……でも、小峠さんは見ていられないのです



《小林》


「俺もー」


特に何も言わず横で吸い始める小林さん。すると……

「何か今日のは不味いわ。嫌な事があった時に吸っても
　吸った気にならねぇ……お前もそう思うだろ？」

「小林の兄貴……」

「今日飲みに行くか。二人きりで」

彼の前では気持ちを取り繕う事なんて出来ないのです



《和中》


「親父の煙草に火を点けた時に吸っていると分かった」


その手付きでバレていたのですね

「吸うのは勝手だ。だが……」

吸いかけの煙草を奪い、足で踏み消すと……

「どうせ頼るなら煙草ではなく俺にしろ」

未だに心を開いてくれないのがもどかしくて。和中さんも
思わず尊大だった頃の名残が出てしまうのでした



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