バグ大 反応集７

京極組 ページ35

*





《久我》


「あー……あまりそんな事しない方がいいんじゃないのか」


この様子だと他の奴らにもやりかねない。佐古なんかにやってみろ。
アイツならすぐに「Aーっ！」って飛びつくだろうよ

「そんなクタクタになる前に手伝って下さいって言えよ。
　俺はAの兄貴分だぞ？」



《犬飼》


「そういう事か」


俺は隠し事なんか出来る質じゃねぇ。かといって他の奴らみたいに
アプローチ出来る訳でもない。ようやく俺の気持ちを分かって
くれたと思ったのによ……とんだ期待外れだ

「覚えてろよ」

「お、怒ってます？」

「あぁ」



《守若》


「俺も疲れたぁー」


俺だってAに癒やされたい。ん、何で逃げるんだぁ？
何もしないぞー。ただちょっと抱きしめるだけだってー

「守若の兄貴！その」

「よぉーしこのまま仮眠室に直行だぁ」

「えぇっ！？」



《海瀬》


「だからって抱きつく事ねぇだろ」


Aからすれば俺は怖い兄貴か苦手な兄貴のどちらかでしかない
と思っていたからこれには驚いた……つーかマジで体細いな。
ん？お前、目の下にクマ出来てるぞ

「少し寝ろよ」

「いいんですか……？海瀬の兄貴、優しい……」

「(お前にだけだっての。馬鹿野郎)」




*

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す