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*戸狩、大嶽、三國、陣内
《戸狩》
「……寂しくなったんか？」
可愛くて可愛くて仕方がないAさんの浮かない表情に
戸狩さんはいち早く気が付きました
「せやから言うてるやろ。何も考えんと俺の側におったらええんや」
ですが兄貴と妹分という関係が崩れるのも怖い。渋るAさんの
手をもう一つの手で包み込み……
「大切にしたるから。はよ来い……な？」
ちょっとした好奇心がまさかこんな事になるなんて。Aさんが
初めて戸狩さんを男性として意識した瞬間でした
《大嶽》
「誰が離してええ言うた？何も言っとらんやろ」
特に他意がある訳ではないのでAさんはすぐに手を離そうと
しましたが……大嶽さんはそれを許しません
「……まぁええか」
空いている手のひらでその白い頬を包み込みました
「自ら寄ってきたんやしどんな目にあっても何も言えんな」
反論を待たずにその唇を塞ぐと満足げな笑みを浮かべ……
「少しは自分の可愛さに気づかなあかんで」
その気持ちを露わにする切っ掛けとなったのはAさん自身。
手に入れる為なら何だって利用するのです
《三國》
「大胆やね。驚いたわ」
いつもの飄々とした口調と顔。こんなもんなのかなと思った
Aさんは手を離そうとした瞬間、すぐに違和感に気が付きます
「み、三國組長？」
「俺は冗談やなくて……」
その手には力が込められています。そして背中に手を回し、
唇が触れる寸前まで引き寄せられ……
「本気やからな。A」
返事を聞くつもりもない三國さんは何かを伝えようと薄く開いた
口を塞ぐのでした
《陣内》
「下らん事すんな」
「く、下らな……」
確かに他愛ない事なのかも知れませんがAさんにとっては
凄く真剣な事です
「ご、ごめんなさい……」
「お、おい。何も泣く事ないやろ」
とぼとぼ部屋を出ようとするAさんの腕を掴んだ陣内さんは
顔を赤らめながら……
「こっちの気も知らんで振り回すのは止めや」
不用意に触れては抑えられなくなるのが分かっているからこそ
冷たい態度を取っていたのですね
*
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ゆず(プロフ) - ベルさん» 実はボスの大丸？と御前を出したいので今回のお題には組み込もうかなと思ってました！ (10月22日 21時) (
レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 7段楽しみにしてます!!ぜひ、エルペタスメンバーをお願いします!! (10月22日 20時) (レス) @page50 id: 1ab7874982 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！ただ今、ストック作りとお題(仮)を考えたりなどしていますので公開がいつになるか分かりませんがよろしくお願いします！ (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 第七弾！！楽しみすぎますぅ..！！😭 (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 71e6c7d49f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 十六夜月夜さん» 十六夜月夜様は羅威刃と戒炎が好きだと分かっていましたのでこの2つの組織は絶対に入れようと思ってました🥹満足していただけたのなら幸いです☺️ (10月17日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年8月21日 16時
