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*眉済、井上、来栖、犬亥、黒澤
《眉済》
「おぉ……どうした？」
その行動に驚きはするもののすぐさま冷静さを取り戻します
「成る程。手を繋ぐのは構わないがちゃんと相手を
選ばないと大変な事になるぞ……こんな風にな」
その流した前髪が顔に当たる程に抱き寄せられたAさんが
慌てて離れようとしても眉済さんは一層、力を込めるばかりで……
「A。そんな無防備になるのは俺の前だけにしろよ」
《井上》
「あーそれで手を繋いだって訳か……」
兄貴と手を繋ぎたかった、なんて言う筈もない言葉を期待していた
月麦さんはあからさまにガッカリしていますね
「いや……何でもない。手は繋いだままでいいぞ」
「井上の兄貴？」
この相手を惹き寄せる天然こそがAの武器なのだと
再確認した月麦さん。誰彼構わず振りまかれても困るので
翌日からAさんを見る目が鋭くなっていたとか……
「いい加減にしねぇとお仕置きするぞ」
《来栖》
「急にどうしたのさ」
別に驚きもしません。実は……とAさんが切り出すと
来栖さんはふーんと呟きます
「そんなんで満足な訳？呆れた」
先程までまた飴でも舐めていたのか重ねられた唇からほんのり
甘い香りが漂ってきました
「兄貴分だからって油断しない方がいいよ」
後は自分で考えろとばかりに手を離し、Aさんをその場に
残して部屋を出る来栖さん。心なしか……おっと、これ以上
言ったら怒られますね
《犬亥》
「お前……」
急に手を繋いだ事を突っ込むべきか、それとも敵対する黒澤派の
自分に安易に近付いた事を咎めるべきか
いずれにせよ相手はAさん。どう出るべきか悩んでいると……
「あ、温かい……犬亥の兄貴。温かい、です」
少し眉尻が下がる笑みを浮かべるのを見た途端に何もかもが
どうでもよくなってしまいました
「……気が済んだら離せよ」
自分から離さないのは決して嫌ではないからなのです
《黒澤》
「馬鹿野郎！」
そのお叱りと共に肩を捕まれ……
「年頃の女がむやみに野郎に触れるんじゃねぇ！」
「え？え？」
「少しは危機感ってのをだな……」
＿＿後日
「眉済。お前は妹分にどんな教育をしてんだ？」
「何の話だよ」
誰よりも動揺する黒澤さんだったのでした
*
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ゆず(プロフ) - ベルさん» 実はボスの大丸？と御前を出したいので今回のお題には組み込もうかなと思ってました！ (10月22日 21時) (
レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 7段楽しみにしてます!!ぜひ、エルペタスメンバーをお願いします!! (10月22日 20時) (レス) @page50 id: 1ab7874982 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！ただ今、ストック作りとお題(仮)を考えたりなどしていますので公開がいつになるか分かりませんがよろしくお願いします！ (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 第七弾！！楽しみすぎますぅ..！！😭 (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 71e6c7d49f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 十六夜月夜さん» 十六夜月夜様は羅威刃と戒炎が好きだと分かっていましたのでこの2つの組織は絶対に入れようと思ってました🥹満足していただけたのなら幸いです☺️ (10月17日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年8月21日 16時
