バグ大 反応集６

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*鶴城、毛利、銀田、兄者




《鶴城》


「んむっ！！」

「奇遇ですね。俺もこうしたかったんです」


唯一と言っても過言ではない程にAさんを心酔している
鶴城さんは自分をからかおうとしていたとは疑っていません

「可愛い人……もっともっと俺の事だけ見て下さい。Aさん」

「つ、鶴城君……あの」

「史之舞、でしょう？つれない人だ」

ネタばらしをした後が恐ろしくてとても本当の事なんか
話せなくなるのでした



《毛利》


「今晩は予定を開けていなさい」

「え？」


そう短く告げると毛利さんは仕事にさっさと戻ろうとします。
その様子に不安を覚えたAさんが必死に後ろを着いてきて
ごめんなさいと謝ると……

「言い訳ならベッドの上で聞く」

「！！」

つまりはそういう事。大人をからかうものではありませんね



《銀田》


「……」


無言でAさんから離れると部屋の鍵をかけに行きました。
え、何をしているんですか？

「からかうなんて生意気な真似を俺が許すとでも思ったか？」

求めるのは逆らわない従順さ。銀田さんは怒り混じりの笑みを
浮かべながらAさんに近づき……


「せいぜい反省するんだな。A」



《兄者》


「そんな真似をしなくても遠慮なく甘えれば良い」


長男スキルがフル稼働していますね。しかし目的はからかう事
なのでAさんはそれ以上何もせずにいました

「なら今日は俺を甘やかしてもらおうか」

フリなんかではありません。唇をそっと重ねると微かに
笑みを浮かべて一言囁きます

「……たまにはこういうのも悪くないな」

あまりにも幸せそうなのでAさんはネタばらしを
諦める事にしたのでした




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