《キスするふりをしてみた※》天羽組 ページ20
*付き合っています(全組共通)
*小峠、和中、小林、野田、須永
《小峠》
「いつも涼しい顔してるから慌てる所が見たかったの」
「あ、姉貴！貴方って人は！」
ここ最近は互いに多忙を極めていて恋人らしい事なんか
している余裕もなかった
それだけにこのからかいは流石に無視する事が出来ない
「……俺が何も出来ない男と思ったら大間違いですよ」
その唇が重なるまで、一瞬の事です
《和中》
「わ、和中の兄貴？」
「どういうつもりだ。まさかからかったのか？」
Aさんから求められたなら答えるつもりでした。しかし
ただ反応が見たかっただけと分かり……
「幸いに他の奴等はいない。続きがしたければ
お前から誘ってみろ」
その顔にはかつての尊大さがにじみ出ていました
《小林》
「んむっ」
「姉貴も大胆ですねー。そんなに寂しかったんすか？」
気付いているのかどうか分からない反応にAさんもタジタジ。
何となくですが今更、からかうつもりでした……とは言えず
「俺は寂しかったですよ。だからちょっとだけ」
「え？ちょ、ゆ、幸真？駄目……！」
何をしたんですか？小林さん
《野田》
「止めんかいボケ」
すぐに察知した野田さんはAさんを引き離しました
それはそれで寂しかったのか。ションボリとしていると頭を
ガシガシと掻きながら観念したように……
「俺だって男じゃ。冗談でも好きな女にそんな事されたら
歯止めが利かなくなるに決まってるだろうが」
理由を知るやAさんは顔を赤くして視線を逸らしました
だからこそ。その様子に野田さんが喉を鳴らしていた事に
気が付かなかったのです
《須永》
「どうした？やってみろよ」
煽って煽って引くに引けない状況を作る。自分をからかおうなんて
１００年早い。Aさんが行動に移す前から察していました
「お前がやらないってんなら俺からやるぜぇ？」
「ま、待って。須永の兄貴！違うんです！」
完全に須永さんのペースに飲まれたAさんはこの後、二度と
からかわないと心に決める程に可愛がられましたとさ
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず(プロフ) - ベルさん» 実はボスの大丸？と御前を出したいので今回のお題には組み込もうかなと思ってました！ (10月22日 21時) (
レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 7段楽しみにしてます!!ぜひ、エルペタスメンバーをお願いします!! (10月22日 20時) (レス) @page50 id: 1ab7874982 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！ただ今、ストック作りとお題(仮)を考えたりなどしていますので公開がいつになるか分かりませんがよろしくお願いします！ (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 第七弾！！楽しみすぎますぅ..！！😭 (10月22日 1時) (レス) @page50 id: 71e6c7d49f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 十六夜月夜さん» 十六夜月夜様は羅威刃と戒炎が好きだと分かっていましたのでこの2つの組織は絶対に入れようと思ってました🥹満足していただけたのなら幸いです☺️ (10月17日 18時) (レス) id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆず | 作成日時：2023年8月21日 16時
