バグ大 反応集６

天王寺組 ページ18

*城戸、浅倉、渋谷、室屋




《城戸》


「もう少し周りの事考えような」

「えっ？」


まるで何か悪い事しましたか？とばかりに驚くAさんに
城戸さんは諭すように語りかけます

「ほら。そんなん使ったらAもいつか怪我するで？
　俺はそれが嫌なんや」

「分かりました……ごめんなさい」

「でも助けてくれてありがとうなぁ」

感謝の気持ちを伝える事は決して忘れません



《浅倉》


「何で俺まで巻き込むんや！このどアホ！」


危ない真似をしないように常に監視していたつもりでしたが
自分の目を掻い潜ってバズーカを用意していた事に驚きを
隠せない様子の浅倉さん

「え？駄目でしたか？」

「当たり前やろ！」

「でもそのおかけで助かりましたよね？」

兄貴分にも怯まないAさん。強いですね



《渋谷》


「いや、怖いですって姉貴！」

「何がー？」


さも当然のように、何の躊躇もなくバズーカを放ったAさん。
今更、怖い物があるのかと渋谷さんに聞くと……

「この前は火炎放射器やったし！俺、身内に殺られるの
　だけは嫌ですよ！」

「そこは……まぁ頑張って！」

「何がぁぁ！？」

こういうのを悪魔なんて呼ぶのだろうと思ったそうですよ



《室屋》


「なんてもん持ってきてるんですか」


室屋さんはバズーカを躊躇なく放った事より、そもそも
何故そのような物を持っているのかが気になったみたいです

「いやー、柊斗が危ないと思ってね……」

「説明になってませんよ。それ」

とはいえそれは自分を思っての行動。口にこそ出しませんが
内心、嬉しく思っています

当然ですがAさんはそれを知るよしもありません




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