バグ大 反応集６

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*犬飼、守若、六車、国生




《犬飼》


「俺まで飛ばす気か！」

「いや、鷹四郎なら大丈夫かなーと……」


犬飼さんを何だと思っているのでしょう？ですが無事に
外道を一網打尽にする事に成功

その帰り道、犬飼さんはAさんに険しい顔をしながら
話をかけました

「男のプライドってもんがあんだよ。それに同期とはいえ
　女の背中に守られるなんて……」

「そんな悲しい事を言わないで頼ってよ、ね？」

守られるより守りたい。いつか自分の背中も頼って欲しいと
犬飼さんは強く願うのでした



《守若》


「わぁ……！Aの姉貴大胆だぁ。俺もやりたい」

「生憎と予備はありませーん。諦めてね」


まるで遊んでるかのようなやり取りですがれっきとしたカチコミです

「ズルいですよー。俺の分用意しないとか……伝説の男佐古が
　どうなってもいいんですか？」

「いつもの事じゃない？佐古君がそんな目に合うのって」

「姉貴の許しも出たし帰ったら佐古で遊びますねー」

Aさんの放ったバズーカは思わぬ所へ被弾してしまったようです



《六車》


「……いつの間にこんな危ない物を用意してたんだ？」

「え？えーと……」


どういう訳かAさんは日頃から六車さんに危ない事は
するなと言われていました

しかし自分を助ける為とはいえ約束を破り、危険極まりない物を
手にした事に怒りを隠せません

「A。帰ったら説教だからな」

「ひぇっ……嫌です！六車の兄貴を助けただけなのに！」

「あっ、おい！待ちやがれ！！」

おや？いつの間にか第２ラウンドが始まりましたね



《国生》


「無茶はするなといつも言ってるだろうが」


額をコツン、と軽く叩かれシュンとするAさんに
国生さんは少し困ったように笑いながら……

「助ける為とはいえAに怪我させるのは嫌なんだよ」

「でも、兄貴、困ってるから……助けたくて」

「……その気持ちで十分だ」


その帰り道、国生さんのジャケットの一部が破けている事に
気が付いたAさんはどうしたんですかと尋ねました


「これか？これは……いつやっちまったんだろうな」


いらない事は言わない。それが国生さんです




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